20 十四松 ページ21
十｢よーし、乾かすねー！｣
ブオーン
誰かに髪を乾かしてもらうなんていつぶりだろう
なんだか心地いい…
十四松くんがふわりと髪に触れる度にくすぐったくてでも安心して自然と眠くなってくる
十｢はい！終わりだよ！｣
貴｢ありがとう｣
ふわふわした気持ちでいたらいつの間にか十四松くんは髪を乾かし終わっていた
十｢Aちゃん髪の毛さらさらツヤツヤで綺麗だね〜｣
櫛を使って優しく私の髪を梳いてくれる
十四松くんってこういうの上手いんだなぁ…
貴｢十四松くんありがとう、心地よすぎてちょっと寝ちゃってたかも｣
十｢え！そうなの！よかったー！｣
無邪気に喜んでくれる十四松くんのおかげで心が温かくなる
一｢終わった？｣
十｢終わったよー！｣
一｢布団の準備できたよ｣
貴｢ありがとう｣
一(…いい匂いする)
十｢じゃあ行こっかー！｣
私は長い布団を目の前にして固まってしまった
何このお布団は…見たことない…
お｢寝よーぜー｣
十｢僕んとこここだよ！｣
ぽんぽんと布団を叩いて私のことを待っててくれてる
貴｢お邪魔します｣
チ｢電気消すよー、お前ら今日ばっかりはうるさくしたら許さないからな｣
5人｢はーい｣
パチッ
電気が消えてみんなの寝息がすやすやと聞こえてくる
うちにいたらこんな声は聞こえてこないもんな〜…
誰かが一緒にいるってだけでこんなに安心するんだなぁ…
そんなこと思ってたら急に優しく抱きしめられる
貴｢え？｣
十｢みんないるから安心して眠ってね｣
耳元で優しく囁かれた
十四松くん…こんなのずるいな…
不安なんてこの瞬間に全て吹き飛んだような感じがする
かっこいいな…
貴｢ありがとう｣
私の背中を優しくなでてくれる十四松くん
十四松くんの胸にすっぽり抱かれて
安心感に包まれながらゆっくりと夢の世界に落ちる
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みなみ(プロフ) - ぱーぽるさん» 読んで頂きありがとうございます！初の作品ということもあって至らない部分もたくさんあるとは思いますがこうやって感想いただけてとてもありがたく思っています！これからも読んでいただけると嬉しいです！よろしくお願い致します！ (2020年2月16日 9時) (
レス) id: a238622502 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーぽる(プロフ) - 6つ子最高！読んでて妄想してめっちゃニヤニヤさせて頂きました。(笑)これからも応援してます、頑張って下さいね！(^o^) (2020年2月14日 19時) (レス) id: 6f25f1091f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風夜みなみ | 作成日時：2020年1月27日 21時
