転校生は、不思議な力をもった無表情少女(地獄先生ぬ～べ～) (ページ8)

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第六話ページ8

朋｢いつもありがとね｣

あ｢いえいえ、智くんはこれ以上に優しくしてくれたので
全然私なんて｣

朋｢智は､Aちゃんが来てくれること嬉しいと思うよ｣

あ｢そうだといいですけどね｣

朋｢やっぱり、まだ笑えない？｣

あ｢ええ､こんな私が笑ったり楽しんだりする資格なんてありません｣

朋｢Aちゃん
智は､たぶんそんなの望んでないと思うよ｣

あ｢それでもやっぱり笑えないないんですよ
なんか何もかもがつまらない｣

朋｢でもまぁ無理は､しないでね｣

あ｢はい｣

朋｢じゃ、これ｣

あ｢ありがとうございます｣

朋｢じゃ、またね｣

あ｢さよなら｣
朋実さんから花束を受け取りある場所へ向かった

でも、この時は､気づかなかったクラスメイトに私の過去がバレる日がそう遠くないことを

私の目の前には、ひとつのお墓
そこには大野家之墓と書いてある

私は､持っていた花束をおき掃除を始めた

それから掃除も終わり
やっと智と話ができる

あ｢智、そっちでは､元気？
こっちのみんなは、元気だよ
私は､智が居なくなってから魂の抜けた抜け殻みたいになっちゃった
ほんと情けないよね
ほんとなんでこんな私が残って智が居なくなるだろーね神様ってほんと意地悪だよね
なんて言ったら怒られるか
ほんとごめんね
智を守れなくて助けられなくて(泣)
ねぇ逢いたいよ
智、私さ､とうとう笑い方を忘れてしまったよ
もう､ほんとに笑えない
どう笑うんだっけ？わからないや
でも、ちゃんと学校には、行ってるから安心して
じゃ、また来るね｣

｢A｣

あ｢え？智？(泣)｣

なんだ空耳かなんでこんな空耳したんだろ
もっと逢いたくなるじゃん(泣)

もうすぐ、智がいなくなってから１年か

長っかったな

智がいた頃は､あっという間だったのにな

そーだ､今日は､私がご飯担当だったっけ

和兄が好きなハンバーグでいっか

ハンバーグの材料を買って家に帰った

雅｢Aおっかえりー｣

あ｢ただいま
あれ？雅兄仕事は？｣

雅｢言ってなかったっけ？
今日は､休みなんだよ(笑)｣

あ｢ふーん｣

雅｢何だよそのリアクション
щ(ﾟдﾟщ)ひどくない？｣

あ｢(〃ﾟ艸ﾟ)ﾌﾟｯ｣

雅｢あれ？今、A笑った？！
笑ったでしょ｣

あ｢笑ってないよ｣

雅｢いーや、絶対笑ったでしょ｣

あ｢笑ってないよ｣

雅｢あれ？おっかしいなー
まぁいっか｣
やっぱ、雅兄がお兄ちゃんでよかった

ちょっとだけ元気出たよ

雅兄ありがとう