転校生は、不思議な力をもった無表情少女(地獄先生ぬ～べ～) (ページ26)

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第二十二話ページ26

智side

あれから童守高校だっけ？に入ったのはいいものの誰に聞けばいいんだ？
とりあえず、誰か探そう

あ、第一生徒を発見←
智｢あの～？｣

女1｢だよね～｣

智｢あ、ちょっと｣
あれは、ここの学校の先生かな？

智｢あの～？すみません？｣

先1｢次の授業は、１年２組か｣
やっぱり俺､幽霊だから無理か
とりあえず、美術室にでも行こうかな？
落ち着くし

それから何時間たったんだろう？
あたりは、もう真っ暗だった

ふと、空を見上げると俺の記憶の中に居る彼女と親友の顔が思い浮かぶ
顔は、わかるのに名前がイマイチ思い出せないんだよね

なんだったっけな？

俺は、なんでﾀﾋんなのか生きてた頃は何をしてたのか俺の大切な人の名前が覚えてない
覚えているのは、自分の年齢と名前､そして大切な人の顔だけ
でも、それだけ覚えていれば十分だよね
美術室でボーとしてると
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
？｢誰かいるのか？｣

智｢うん？｣
誰か入ってきた？

？｢誰だ､お前は？｣

智｢えっ？俺が見えるの？｣

？｢あぁ｣

智｢やっと見つかった｣

？｢で？お前は誰だ？｣

智｢俺？俺は、大野智っていいます
よろしく、大ちゃんって呼んでよ｣

？｢あぁ、よろしくな
で？大ちゃんは､もしかして幽霊なのか？｣

智｢うん､そーだよ｣

？｢なら今、成仏させてやるからな
我がy｢ちょっと待って｣←智

？｢どうした？｣

智｢俺､やり残したことがあるんだ｣

？｢え？それは、なんだ？｣

智｢それが名前は､わからないんだけど大事な人に何か伝え忘れてるんだ
俺と同い年の彼女と親友に
だから頼む、俺を成仏なせないでくれないかな｣

？｢それなら仕方ないな
ちゃんと伝えたら成仏してくれよ？｣

智｢うん!｣

ぬ｢でも、なぜここに来た？｣

智｢なんとなく？
もし、俺が生きていたら高校生だから？
あと美術室に居ると落ち着くからかな？｣

ぬ｢で､その彼女はどんなやつなんだ？｣

智｢俺の彼女は､可愛くてめっちゃおしゃべりで笑顔の似合うよく笑う素敵な人だよ｣

ぬ｢恋っていいもんだな｣

智｢あ、あなたは誰ですか？｣

ぬ｢あっ言ってなかったな
俺は、鵺野鳴介。ぬ～べ～って呼んでくれ｣

智｢ぬ～べ～？(笑)｣

ぬ｢あぁ^^｣

智｢ぬ～べ～は､家に帰らなくていいの？｣

ぬ｢あっそうだった
もし、良かったら大ちゃんも家来るか？｣

智｢えっ？いいの？｣

ぬ｢おぅ、たぶん他の妖怪たちもいると思うが(^_^;)｣

智｢うん、いいよ｣

ぬ｢じゃあ、行こうか｣