召喚十一連目 ページ14
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｢・・・ム、箸が進んでいないようだが、口に合わなかったか?」
｢いや、Aのことだし、緊張で食べる気になれないとかでしょ?食欲はあるだろうし、エミヤのご飯は美味しいから、その内食べるよ。」
｢確かに。アーチャーのご飯は美味しいです。来てまもなくとも、安心出来るような味だ。」
｢それは誉められているのか...?」
｢無論。大絶賛ですとも。」
｢なら良いのだがね。」
どうしてこうなった...???
〜〜〜〜〜
遡ること五分ほど前。
立香さんに引きずられて連れてこられた食堂だったが、俺の考えていた最悪の事態に反して、俺はすんなり受け入れてもらえた。
｢あれ、君は新しい子...ではないのね。ああ、リツカのマスターか。私はブーディカ。気軽にブーディカさんって呼んでくれていいよ。」
｢そうか、遂に立香にもマスターが...いや、つい感極まってね。オレはエミヤだ。ん?どうした?立香。Aの前では一人称がオレなんだな、と?ああ、なんでかこの少年の前だと君の前にいるようでね。どうしてもこうなってしまう。」
｢ほう...リツカのマスターとな。どんな雑種かと思えば...面白いカタチをしておるな。それに...何故か貴様にはリツカと通ずる物を感じる。これは...我の蔵も開けるのか。興味が尽きないな、貴様。」
｢む、新たにここに来た者ですか。ですが...英霊ではないのですね。リツカのマスター?なるほど。リツカの力で此方に引き込まれたのですか。それにしても...貴方には相当な力を感じます。リツカと共に、私たちにも契約が結べそうだ。・・・ともあれ、よろしくお願いしますね。まずはアーチャーやブーディカのご飯を頂いては?腹が減っては戦は出来ませんよ。」
｢なんだ、杞憂だったね。皆、Aのことすぐに受け入れてくれてるや。」
｢なにがどうしてこうなったんだろう...?」
〜〜〜〜〜
で、今に至るというわけだ。
取りあえず迷惑そうにされたらどっかの角に頭ぶつけてくたばってやろうとか思ってたから、そんな感じではなくて安心した。
というかむしろ優しくされてないか?気のせい?
｢・・・ふむ。つまり、Aは我々が救った世界の可能性の未来から来た、ということですか。」
｢そういうことらしい。疑似的な千里眼で見てみたけど、ホントにヒーローってのが存在してたよ。ちょっと面白そうだった。」
｢そんな世界が...可能性というものは、凄まじいのですね。」
ーーーーー
続く!!
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ちづっきー(プロフ) - 今FateGOにどハマりしていてたまたま見たんですが凄く面白いです！このコメントが届いていたら、できたら更新再開して欲しいです。 (2022年7月6日 7時) (
レス) @page29 id: 6eb9ddde4a (このIDを非表示/違反報告)
夕焼サイダー - むくろさん、コメントありがとうございます!FGO主人公って二部のこととか色々組み合わさって複雑な状態になってると思うんですよね...なので、英霊になるにあたってアヴェンジャークラスになってもらいました。ちなみに他の候補としてアルターエゴとかがありました。 (2022年2月27日 19時) (レス) id: 7b10f51674 (このIDを非表示/違反報告)
むくろ(プロフ) - 我らの主人公がアヴェンジャーが面白いですね (2022年1月27日 3時) (レス) @page29 id: 174613f474 (このIDを非表示/違反報告)
夕焼サイダー - すこんぶさん、コメントありがとうございます!楽しんでいただけてなによりです!!より良い作品を作っていけるよう努力しますので、今後もよろしくお願いします!! (2021年5月15日 23時) (レス) id: 7ffa47a5d3 (このIDを非表示/違反報告)
すこんぶ(プロフ) - オリジナルフラグでした誤字です… (2021年5月12日 0時) (レス) id: d03f78d089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕焼サイダー | 作成日時：2021年4月18日 0時
