私は女子です【A3!】

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どうしよう。









最初から起きてましたなんて、口が裂けても言えない←








気づいたら万里が、至さんにビンタしてるし







私はどうすれば。












「なーんて、これ全部演技だけどな。」






と至さんがヘラっと笑った。








”な？万里。A、起きてんだろ？”







と至さんが続けると、、






驚いた顔をした万里が






「あ、そう。そうなんだよ！俺らの演技すごくね？」





と言うので、






ソファから立ち上がり、






「私の演技もすごくない？」





と、嘘で返した。







ホントは私が寝てると思っててやっていたことは知っていた。






それでも、「こんな格好してると襲われるぞっていう、



注意の意味を込めた演技だった」





と言う至さんが、






キスをした時に耳元で






「好きだよ。なんて言えないよなぁ。 」






と呟いていたことを本気として捉えていいのか、しばらく悩んでいた。

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