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NO,5 ページ5






「いやー久しぶり。元気してた?」

「はい。任務もなく、実に平和でした」


久しぶり、とは言っても卒業してまだ四か月ほどしかたっていない

真希ちゃんは、乙骨君や狗巻君、パンダ君は元気だろうか

庭の方で、鹿威しが鳴る音がした


「政略結婚だよ?いいの?」

「はい。大丈夫です。精一杯頑張りますので」


お願いしますとは言えなかった


もちろん、こんないい話を断る理由なんてない


みんなあこがれる玉の輿だ


特に自分は禪院家に惰性でおいてもらっている身でもある


だけど、どうしても本心だと思われたくなかった



「あ、そーいえばね一年生が三人入ったんだけど。今度由紀に会わせたいんだよね。どう?」


「え、でも、私なんてまだ二級ですよ。というかもう任務に出るつもりもないし……」


「違う違う。僕のお嫁さんとしてだよ。ちょっと自慢したくなっちゃった」


一瞬で顔が真っ赤に染まる。


なんなら煙でも出て居そうだ。


「あの、、、考えておきます」

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RIO - 面白かったです!更新待ってます! (2022年1月17日 0時) (レス) @page5 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:丹取千金 | 作成日時:2021年11月18日 20時

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