5話 ページ6
数十分後…
「そうか、君も。…なんだね。」
「…？？」
「…私の"息子"も、ある母親から
授かってね。」
「…息子、ですか？」
「あぁ、"XANXUS"と言うんだ。」
「！？」
その時の私は九代目の言葉に…、
耳を疑った。
「…XANXUS (ボソっ」
「(人1)ちゃん？」
「…いえ、何でもないです。」
その時の私は気のせいだと考え、
九代目の言葉を深く考えなかった。
だが、後で"私たち"がこんな形で
再会することを…
私は知らずにいた。
スクアーロside
(( 話、戻ります！← ))
「…ゔおぉい、テメェら知り合いなのか？」
「「…うん/まぁな。」」
俺が二人の間ぐらいの位置で
そんな風に言った。
何故か、
お互い、気まずそうに…
でもどことなく、二人とも
嬉しそうな雰囲気を出していた。
「…(人1)、テメェなんでここにいやがる？」
「…私、キャバッローネファミリーに
入ったの。」
「！…そうか。」
「…さっきボンゴレ九代目に会って
聞いたけど、…XANXUS。
九代目の"息子"って…っ！(グイっ」
「！？…ゔおぉい！！XANXUS！どこに
いきやがるっ！！！」
「…るせぇ、ドカスが。(ギロっ」
「なっ！？」
俺は一瞬、あまりにも…
鋭い、XANXUSの瞳に
…俺は怯んでしまった。
そしたら…
「…大丈夫だよ、スクアーロ。ディーノに、
会ったらよろしくね。(チラっ」
「あっ、…ゔおぉい！！(人1)っ！！」
何かを理解したのか、(人1)はXANXUSに
引っ張られながらそう言い…。
XANXUSと共にどこかへ行ってしまった。
XANXUS side
(人1)と会ってすぐ…、
俺はアイツが言った言葉に
…酷く反応した。
「…XANXUSっ、…腕がっ、痛い。」
「！…わりぃ (クルっ」
俺は掴んでいた(人1)の腕を離しながら、
後ろに体を向ける。
「…ここ、XANXUSの部屋？(チラっ」
「…。((…無意識で来てしまった。))
入れよ。(ガチャっ」
俺はどうしようもできず、
結局(人1)を部屋に案内した。
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作者名：威代 | 作成日時：2016年7月11日 21時
