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「…これで、良かったんだよね。



2人とも幸せになれるよね?」






なぜ、こんな言葉が口から出たのか


自分自身が1番戸惑っていると







そんな私に太輔は微笑んで




f「なれるよ、幸せに。」




言い切ってくれた。




f「Aと過ごした2年…

いや、高校も入れたら4年くらいだね。






幸せだった。すごく。





Aはさ、
俺を苦しめてばっかだったって言ったけど、




違うよ。全然違う。





Aの隣に居れて、本当に幸せだった。

4年もAから、俺は幸せを貰ったんだよ?





後悔なんてしてない。」






「…っ、うん。


私も後悔してない。






幸せだった。太輔といれて。





全部全部、大好きだったよ。








…あのね?」




f「…ん?」




「… 割り箸。」



f「え?笑」



「 割り箸、お鍋の時にさ?

割るの下手な私を見て、、笑いながら



「こっちの綺麗な方を使いな?」って


自分のと交換してくれる所とか…


本当に大好きだったんだよ?」




f「…あははっ、そこ?笑





じゃ、俺はね、



俺の身長に合わせてるはずの家のシャワーが




Aの後に入ると絶っ対

Aに合わせて低い位置に設定されてるの。




位置動かしたら直してって言ってるのに

頑固に直さなかったAが






…大好きだったよ?」




「…だって、高いんだもん。」





f「ふふっ、


ねぇ、A?」






両手を太輔に握られて顔を見れば






「ん?」





私たちが付き合ったあの日、




私を包んでくれた優しい顔をしていた。








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設定タグ:Kis-My-Ft2 , ジャニーズ , 藤ヶ谷太輔   
作品ジャンル:タレント
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作者名:れんり。 | 作成日時:2019年3月3日 14時

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