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y｢…
ニカ！｣
難しそうな顔でニカを呼んだと思えば
2｢んー？｣
y｢ちょっとタバコ吸ってくるわ。｣
…ぇ？ 珍しい。
2｢えぇ、珍し。
わかったー｣
そう、返事を聞く同時に渉は
…何故か俺のバックから
勝手にタバコとライターを取り出して
y｢太輔いこ、｣
｢ぇ、ちょ…！｣
腕を引っ張るでもなく、
ただ俺を押し出すように喫煙ルームへ向かった。
＿＿
｢別に良かったのに｣
話を聞くために連れてこられたと察した俺は
不貞腐れているように喫煙所でわたを見る。
y｢だって、やっぱ太輔切なそうな眼してたから。
ちょっとでも俺に分けた方がいいと思って。｣
…良い奴なのがムカつく。
｢前、渉に言われた通りだよ。
…いつかはこんな関係辞めなきゃいけないのは、ちゃんとわかってる。
多分…
中島さんとAは結婚…すると思うし、ね、、｣
y｢え、Aさんが言ってたの？｣
｢いや、2人を見てたらそーだろうなって。
邪魔…しちゃダメだよね。
でも…、
Aと一緒にいるとその�爐い弔��瓩�今は嫌だ。って思っちゃうくらい幸せで。
だからまた俺は物分りのいいふりして、Aを安心させてさ…。
離れるどころか、自分から
1秒でも長くAと居られるようにしてるんだ。｣
笑いながらしか話せない俺に
y｢ん、｣
やっぱりわたは難しそうな顔で話を聞いてる。
.
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作者名：れんり。
| 作成日時：2019年3月3日 14時
