23.甘え上戸 ページ24
「ゾムさん、しっかりしてくださーい？もう部屋着きますよー。」
zm「ん…あ……。」
深緑色のゾムさんの部屋のドアを開けて、ゾムさんをベッドに寝かせる。
案の定、すぐにくぅくぅと寝息をたて始めるゾムさん。
寝顔は可愛らしいが、さっきまで食害してましたよね。後で処理しときます。
やっと一息…と思って、部屋から立ち去ろうとすると、手首をぐっと引っ張られた。
zm「行かんといて…。」
お酒を飲むと、ゾムさんはこんなに甘え上戸になるのね。知らなかった。
そんな事を考えながら、ゾムさんのベッドの脇に座る。
「どこにも行きませんよ。…だから、寝てください？」
zm「おん……。寝る…わ……。」
また、くぅくぅと寝息をたて始める。
でも、手首を掴む手の強さは健在で、私は抜けられそうになかった。
「困ったな……。」
多分、食堂ではショッピくんとチーノくんが、悪戯しながらも処理をしてくれてるとは思う…んだけど…。
でも、ゾムさん離しそうにないし……。
結局、私はゾムさんが離すのを根気よく待ちながら、ゾムさんの側にいるという選択をした。
待っている間、とてつもなく暇。だから、少しゾムさんの部屋を眺める。
クリーパーと緑を基調とした、しっかりした部屋だ。
ベッドには、クリーパーのぬいぐるみ。あ、ソファーにも置いてある。
しかし、クリーパーから一転、爆弾と銃・弓が飾られているスペースもある。
クリーパーと危険な武器の装飾は、なんともアンバランスで、少し笑ってしまった。
でも、脅威でもあり、そこに何処かユニークな部分を持つゾムさんの性格を、しっかり表していて、ゾムさんらしい部屋だな、とも思う。
「ふぁぁ……。」
やっぱり1人でこんな事をずっと考えていると、眠気というものは当然やってくるものだ。
少しだけ、少しだけ……と思いながらも、私の意識は段々と闇に落ちていった。
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ネル(プロフ) - ハルさん» ひゃ！！！嬉しいお言葉ありがとうございます…！！ (2021年9月14日 22時) (
レス) id: 6f532853c0 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - ネルさんの作品めっちゃすこです… (2021年7月7日 8時) (レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - ネルさん» ありがどうございまず（泣） (2020年12月10日 19時) (レス) id: e66444f48b (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - 弥生さん» ふふ、ありがとうございます！！…パスワードの作品の番号は、0401で統一しております…！よければ、そちらも楽しんでいってくださいね！返信遅れてすみません…！ (2020年12月10日 19時) (レス) id: cbb9918bd0 (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - とっても良かったです！あと、パスワードの作品ってどうやって見たらいいんですか( ；∀；) (2020年12月7日 22時) (レス) id: e66444f48b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネル
| 作成日時：2020年2月10日 17時
