9.優しくて、可愛くて、笑顔の可愛い ページ10
次の日、私は入部届けを持って桃瀬先輩の元へ行った。
rb「お、来ると思ってたでー！」
少し嬉しそうに微笑む彼に、入部届けを手渡す。
退部届けは、流石に気不味くてレン先輩には渡せないから、顧問の先生に渡しちゃったけど。
良いよね。
rb「じゃ、早速今日からお願いしてもええ？」
「はい。…えっと…私、月と水と木…あと土に配達があるんですけど…大丈夫ですかね…？」
rb「ええよー。基本的に柔道部は火、水、金だから。2日来てくれれば大丈夫やで！」
「すみません…ありがとうございます。」
ふふ、と愛想程度に微笑む。
ほわっ、と桃瀬先輩の手が頬に触れた。
rb「おん、ええ顔や。」
満足気に目を細める彼の桃色の瞳と視線が絡んで、顔が熱くなる。
「あの…もも…せ…せんぱ…。」
じいっ…と食い入るように見つめるものだから、益々顔が赤くなった。
エリ「あ、ロボロ先輩…とAちゃん…！！」
「エリ…ちゃん。」
何してるんですか？とパタパタ走ってきた彼女は、調理部にも積極的に参加している部員の1人だ。
エリ「ゾム先輩居ます？」
rb「おん、居るで。」
ようやく桃瀬先輩の手が離れて、ほっと一息。
エリ「…頑張って。」
小さくボソッと呟いてくれた彼女は、此方にふわっと微笑んで教室に入っていった。
優しくて、可愛い女の子。
桃瀬先輩もこころなしか、エリちゃんを見つめているように見える。
アリア「シャオロン先輩、このトレーニングはどうでしょ？」
sha「お、ええんやない！？…あんがとな、アリアさん。」
目線の先で、柔らかく微笑む女の子。
あーいう子の方が。
男子高校生だもの。目を奪われて当然なのに。
貴方を1人占めしたいなんて。
我儘ですよね。ごめんなさい。
10.身体大きくて強面なのに女子…？→←8.おいでや、コッチに
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ネル(プロフ) - 暇人さんさん» ひゃ、ありがとうございます！好きです(直球） (2020年11月23日 18時) (
レス) id: cbb9918bd0 (このIDを非表示/違反報告)
暇人さん - 好きだっっ！！！(直球) (2020年11月18日 2時) (レス) id: 9e59c5682d (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - 露亞さん» アオハルです…！！ (2020年6月20日 10時) (レス) id: 138836bbb2 (このIDを非表示/違反報告)
露亞(プロフ) - 青春……！！ (2020年6月20日 6時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - フォルドさん» 憧れます笑。 青春、来ると良いですね…！！私にも来て欲しいです……… 笑笑 (2020年4月13日 14時) (レス) id: 138836bbb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネル
| 作成日時：2020年3月27日 10時
