幹部さんと彼女さんの学園生活、見てみましょ【wrwrd】【学パロ】

おやすみなさい【sn】 ページ35

カタカタカタカタ________









「ぬわぁぁぁぁ……終わらん…ｯ！」

sn「おーおー、お疲れな様ですねぇ、ミアさん。」

「ぺーしーんさー…！！」









ホットミルク片手に、カラカラと微笑んでくれたぺ神さんは、本物の神だ。_____後光が見える…。









sn「えー、まだ有るんか________もうすぐ深夜回るでぇ…？」

「深夜回っても終わらないんですよ…ホットミルクありがたいですぅ……。」









ゴキゴキ鳴る首を楽にしながら、ホットミルクをひとくち、ふたくち。









___________あったかい、ほのかに甘い。









ホットミルク……美味しい……好き。









sn「美味しい？」

「はい…！！…あ、でも駄目だ、眠くなってきた……。」

sn「だろうね…安眠効果あるから、ホットミルクって。」

「私は宿題プリントを作成しなきゃいけないんだぁぁぁ…！！！寝るなぁ…寝るな……。」

sn「はいはい、ちょっと寄っかかりましょうね。」









バシバシと頰を叩いて、パソコンに向かうも、ぺ神さんに抱え込まれた。









大柄な彼に倒れ込んで、ぽすん_____と腕の中にすっぽりと収まる。









するり、と布が擦れあう音がして、ふっ_____と眠気が込み上がってきた。









「んぅ……ぁ…。」

sn「おんおん、眠いよなぁ、寝てええよぉ…。」

「ぺ…しん……さ…。」









彼の瞳を見上げれば優しく目に手を当てられる。









あったかい体温に包まれて、あったかい手の温度に包まれて。









ことんっ、と眠りの世界に落ちていく。









sn「おやすみ、ミアさん。」









ちゅ、なんて軽く響いたリップ音は聞かなかったことにしよう。









________余談だが、仁井先生により伝えられていた宿題プリントの提出日は、3日も前として伝えられていたらしく。

天使と神が1年に一度の激怒をしたとか。









(君の温度も、声も、全部大好きだから、おやすみなさい。)

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