【急募】12 ページ14
「目は開けていいが、後ろは向くな」
「ｳｯｽ」
ｽｯと降ろされ、両足が地面にしっかり着いてるのを確認する
地に足が着くって最高
うん、何処も怪我してないし……
た、助かった〜〜ッッッ！？！？
良かった〜〜！！！！
今回はもうダメかと思ったからホント、なんか、こう、びっくりした…ダメだ語彙力がなくな…元から無いか
駆動騎士さんに後ろを向くなと言われたが、そう言われると向きたくなるのが人の性よな〜…と思ったが背後から漂う鉄分の香りに察してやめた
これ多分後ろアカンやつ、見たら最後夢に出るやつ
「怪我はないようだな」
「ｿｳｯｽﾈ…ｱﾉ､…ありがとうございます…」
よし、今度はちゃんと言えた！
今駆動騎士さんはケンタウロス状態…戦術変形の『桂馬』だ、アレでここまで助けに来てくれたのだろう
ちなみになんで知ってて覚えてるのかと言うと、以前助けてもらった時に『ぉぉ…ｶｯｺｲｲ…』って呟いたのが聞こえてたらしく、時々見せてくれたりする
ファンサ精神が凄い
「……よく…ここだってわかりましたね…」
狼煙上げた訳でもないし、悲鳴を上げた訳でもないのに彼は来てくれた…これ私いらなかった説浮上したな、たまたま運が悪かっただけで本当はS級ヒーローだけでいけたのでは……
「お前が呼んだからな」
「…………へ？？」
「呼んだだろう、名前を」
呼んだっけ？？なんかもう怖くて言葉出せなかっ……
『……わかった、何かあったら直ぐに呼べ』
そういや、あの時…駆動騎士さんの言葉を思い出した……………希ガス
「多分…駆動騎士さんの言葉を思い出して…？頭を過ぎって…？無意識に名前、呼んだ、かと、ﾊｲ……多分…ｽｲﾏｾﾝ…」
「………」
ｱｲﾔｰ！なーんもアクション無し！！！
えなになに、無意識で呼ぶんじゃねぇよ的な？？怪人やっつけられたんだからいーじゃん！！！
何考えてるのかわからないこのお方はコチラに背を向けると鉄棒の方へ歩き出した
そして思いっきり己の頭を鉄棒に叩きつけ…って待て待て待てッッッ！！！！
「な、な、な、え、な何して……」
「気にするな」
「いやでもそれ壊れて「戦闘の際に起きた被害だとヒーロー協会に報告すればいい」……ｵｯｽ」
怪人が出てきたブランコでも大した破損はないのに、鉄棒だけめちゃくちゃ破損してんのすげぇ違和感あるな…………
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ぬう(プロフ) - うへへへへへ(((いや、、尊い更新まってむす (7月12日 16時) (
レス) @page16 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
Arinko00(プロフ) - お、おお、推しの小説！ありがとうございます！駆動騎士大好きです！更新ありがとうございます！！！！！ (2022年5月24日 0時) (レス) id: bb68120058 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：惰眠したい | 作成日時：2022年3月15日 2時
