アウト…6 ページ8
「ギャーー！！！！！」
考えモードに入っていた私を現実に戻したのはシャオちゃんの悲鳴だった
「ひっ…人影！！」
「あれは…！！二宮金次郎！？」
皆の声に釣られて廊下側の窓を見ると確かにそこには二宮金次郎の人影が音を立てて歩いていた
「ひっ……」
ヒトランやくられ先生が何か言ってるけど全く頭に入ってこない
持ってきたデッカードの人形をギュッと抱き締めても怖さは薄れなくて先生の足元によりズボンを握る
「……」
ﾊﾟｻｯ
後ろから何か布のようなモノが覆い被さって見てみると視界には白がいっぱい
そのまま目線を上にやると、くられ先生が私を白衣の中に入れて周りから隠してくれた事がわかった
隠れてるから遠慮なく足元に抱き着くと今度はポンポンと頭を撫でられて少しずつ落ち着いていく
ｶﾞﾗｯ!!という音ともに扉が開けられ出てきたのは…
「あれ？なんで生徒がいるんだね…？」
「警備員のおじさん！？」
ここの警備員のおじさんだった
二宮金次郎が背負ってる物と警備員のおじさんが背負ってる物が似ていたから全員勘違を……ｸｯｯｯｯｿ紛らわしいな
「と…とりあえずひとつずつ見ていこう」
「くられ先生よろしくお願いします」
「えっえー！！！面倒くさいなあー！！！」
「……私も一緒に来てほしい」
「よーし！この私に任せなさい！！」
「手のひら返し凄いな」
「クルックルッ返るな」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
新たにくられ先生がパーティに入り七不思議になってる所を回った
まぁ、今のところ七不思議の正体は幽霊的なものではなく現実的なものなのだが…
良いんだか悪いんだか……
「ふーん…今調べたんだけどさ…」
ヒトランとウツくんがトイレ行ってる間に先生はスマホで学校のことを調べたらしく…どうなら20年前に女の子が死んでしまったらしくそれからその幽霊が……
「怖い話しないでよー！！！」
「…ガチじゃん…それ絶対ガチだよ……」
「大丈夫だって2人とも、たかがネットの噂なんだから」
何わろとんねん
先生は笑っているがこちとら全く笑い事じゃないぞ
ｽｯ
「へ？」
今…何か、冷たいモノが肩に触れた…？
くられ先生が肩に触れたのか思ったけど、私がいる側は先生はスマホを持っている…つまり触れないわけで……
「えっ…えっ……」
ﾎﾟﾛﾛｰﾝ♪
冷たいモノの正体がわからないまま音楽室から音が鳴り皆一斉にそちらへ向かう
「あ、待って…！！」
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ひつまぶし - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます！ (2023年2月2日 21時) (
レス) @page12 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
かえで - くられ先生まとも枠として考えてたけどくられ先生もまぁまぁぶっ飛んでるな。 (2022年9月5日 8時) (レス) @page5 id: 94cc1a7c61 (このIDを非表示/違反報告)
羽飛ルネ(プロフ) - 久しぶりだ…！うれしっ！ (2021年12月30日 21時) (レス) id: c5f3fb9fd9 (このIDを非表示/違反報告)
天曇 - 久しぶりの更新…！ありがとうございます！！待ってました！！ (2021年12月16日 22時) (レス) id: c953f35753 (このIDを非表示/違反報告)
mei(プロフ) - 更新頑張ってください…応援してます。 (2021年5月7日 19時) (レス) id: 7cfed39eff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：惰眠したい | 作成日時：2020年6月22日 23時
