アウト…5 ページ7
早く終わらせるためにも私達は校舎へと向かった
夜の校舎は当然だが明かりもなく、無限の闇が続いてる…そんな状態だった
怖いな…
「一応学校で噂になってる七不思議はまとめてきた。7つ、ひとつひとつ検証していこう」
「おーやっぱあるんだ、そういうの」
「最初は…ニノさんか…」
「A、それ別の人がでる」
ﾌﾞｫｫｫｫｫｫ！！！
「「「！！？！？」」」
「ぎゃっ！？」
突然の大きな音にビビった私はシャオちゃんの後ろに隠れ…あ、皆来た
「ギャー！！なんで僕の後ろに！！」
「はよ行けや！！お前のためにやっとるんやでリハビリや！！」
「頑張れシャオちゃん！！後ろは任せろ！！」
逃げる準備は出来ている！
でもこれ七不思議のうちのどれだろ？明らかにニノさんじゃないよね
ニノさんがこんな音出しながら徘徊してたらむしろ笑う
そーっと中を除き入っていくシャオちゃんに続き私達も教室に入る
中にはだれも居らず窓が開いていて、音の犯人は隙間風ということがわかった
誰かが戸締りを忘れたんだろう
……とその時後ろからコネシマくんの叫び声が聞こえ勢いよく振り返ったらそこには…
「っ！！！！！」
謎の日本兵がっ！！…って待てよ、よく見たら狐面付けてやがるな……くっっそ、最近よく見たことある面だな…
「なんだ、君たち。はっはっはっ、ついに餓鬼の幽霊でも出たかと思って武装しちゃったよ」
「くられ先生！？」
やっぱり狐面を付けた日本兵はくられ先生だった
随分と古い武装なことで
どうせするならもっと、こう…ブロッケンマンが着てるようなああいう軍服を着てほしかった…
「てゆーか、君たち本当に来たんだね…夜中の2時だよ？幽霊なんていないから早く帰りなさい」
「よく言うよ、子供の幽霊と思って出てきたくせに…」
「ギグ！！」
「本当は先生が1番ビビりなんじゃ…」
「あ、それは違うよ。もし本当に幽霊がいたら生け捕りにしてやろうと思っただけだから…」
あー
この人なら本当にやりそうだ…
「それよりなんでAちゃんまでいるんだ？話聞いた時はいなかったと思うけど」
「ウツくんに連れてこられたの、本当は来なくて良かったのに…」
「そうだったのか…なんだ、Aちゃんがいるなら喜んで最初から参加したのに」
「なんつーこと抜かしてんだこの教師は！！｣
ウツくんはドン引いたように怒鳴りヒトランがすっと私の前に出る
にしてもなんでくられ先生は私がいたら最初から参加してるんだろ？
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ひつまぶし - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます！ (2023年2月2日 21時) (
レス) @page12 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
かえで - くられ先生まとも枠として考えてたけどくられ先生もまぁまぁぶっ飛んでるな。 (2022年9月5日 8時) (レス) @page5 id: 94cc1a7c61 (このIDを非表示/違反報告)
羽飛ルネ(プロフ) - 久しぶりだ…！うれしっ！ (2021年12月30日 21時) (レス) id: c5f3fb9fd9 (このIDを非表示/違反報告)
天曇 - 久しぶりの更新…！ありがとうございます！！待ってました！！ (2021年12月16日 22時) (レス) id: c953f35753 (このIDを非表示/違反報告)
mei(プロフ) - 更新頑張ってください…応援してます。 (2021年5月7日 19時) (レス) id: 7cfed39eff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：惰眠したい | 作成日時：2020年6月22日 23時
