アウト…2 ページ4
「ふむ………よし、君の処遇を決めた」
「ひぃっ！！」
「おっと、逃がしはしないよ…しっかりその身で体験してもらおうか…」
「っあ…あ…」
ニヤリと笑ったくられ先生は手を此方に伸ばす
こここれはアレだ！実験体にされるやつだ！
逃げたくても正座のせいで足が痺れて動けない…あ、終わった……
これから起こるであろう何かに耐えるようギュッと目を瞑ると、唐突な浮遊感
「さぁ…始めようか
我が家の現場体験をね！」
「はぇ……？」
くられ先生は私の脇に手を入れ抱えた状態でそう言った
ﾁｮｯﾄﾅﾆｲｯﾃﾙｶﾜｶﾗﾅｲ
「なんでそうなったんれすか…」
「君は私が怪しい人物だと誤解して家に入ったんでしょ？」
「いや誤解はしてないかと…」
「だったら実際に中を見せるなりしてその身で体験してもらって、私は怪しい人物ではないと思わせた方が合理的だと思ってね」
「………な、なるほど…？」
「あまり理解はしてないね…まぁ解りやすく言うと社会見学みたいなものだと思ってくれればいいよ」
「社会見学」
「そう、社会見学。さてまずは何から見せようか」
そう言ったくられ先生は私を抱えたままあちこちにある変なものを見せてくれては解りやすく？解説してくれた
中には私の好きなのもあってとても楽しかった
「Aちゃんは科学は好きかい？」
「んー、好きか嫌いかで聞かれたら好きだよ！」
「それは嬉しいね！」
「でもね、私好きなのが偏ってる？んだって」
「偏ってても良いさ、調べていくうちに他の事も知っていくことになるから、科学はそういうものだ。ちなみに何が好きなんだい？」
「えっとね、宇宙とか…AI！」
「ほう…宇宙は子供らしいがAIも好きなのか……ならこれは知ってるかい？実は……」
私が宇宙やAIが好きだと知ったくられ先生はそれ関係の話を沢山してくれた、本当に面白かった！
「先生すごい！科学の先生みたい！」
「みたいじゃなくて科学の先生なんだけどね……」
「もっと教えて！！」
「それは良いが……時間的に帰らなきゃダメじゃないかい？」
くられ先生がチラッと時計の方を見たので私も見てみる
時間はもう5時30半で確かにもう帰らなければならなかった、けど……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 100人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひつまぶし - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます！ (2023年2月2日 21時) (
レス) @page12 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
かえで - くられ先生まとも枠として考えてたけどくられ先生もまぁまぁぶっ飛んでるな。 (2022年9月5日 8時) (レス) @page5 id: 94cc1a7c61 (このIDを非表示/違反報告)
羽飛ルネ(プロフ) - 久しぶりだ…！うれしっ！ (2021年12月30日 21時) (レス) id: c5f3fb9fd9 (このIDを非表示/違反報告)
天曇 - 久しぶりの更新…！ありがとうございます！！待ってました！！ (2021年12月16日 22時) (レス) id: c953f35753 (このIDを非表示/違反報告)
mei(プロフ) - 更新頑張ってください…応援してます。 (2021年5月7日 19時) (レス) id: 7cfed39eff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：惰眠したい | 作成日時：2020年6月22日 23時
