無個性110【個性:硬化】 ページ17
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「爆豪！お前え今週の日曜って空いてるか？」
あ"？と予想通りの答えを返す爆豪に「ほらーー、」と先週した約束を話す。
「お前が俺に教え殺すっつったんじゃねえか。覚えてねえのか？」
「あー...、だりい」
くわっと欠伸をした後、爆豪は誰の話も聞くまいと耳を塞ぎ机に伏せた。
「ちょ！おい爆豪！」
揺すっても頑なに起きようとしない爆豪にはあ、と呆れため息を吐き「こうなったら最終手段....！」と咳払いして小声で、独り言のように呟く。
「あー、確か佐藤も来るって言ってたなー...爆豪が来ねえんなら俺と二人っきりかあ」
二人きりという言葉を強調すると、案の定爆豪は秒の速さで飛び起き「おうおう覚悟しとけよ。クソ教え殺したるわ泣くんじゃねえぞ」といつもの荒い言葉遣いと鬼の形相でそう告げた。
よし、次は佐藤だ。
＊＊
順番は間違ったが仕方ない。佐藤が居ないと知ってその場で暴れ回られたらたまったもんじゃねえからな。
「お、おい！佐藤！」
周りに爆豪が居ないか確認して中庭でハーゲンゲッツを頬張る佐藤に声を掛けた。
爆豪の様に佐藤との会話は「あ"？」から始まる。
「今週末、勉強会しねえ？ば、爆豪も来るんだってよ！」
爆豪という名前を聞いた瞬間、佐藤の顔は強張り眉間に深い皺が入る。
『だるいし行かねえわ。お二人さんでどーぞ』
こちらも一筋縄ではいかない。だが、こういう時の為に奥の手を用意していたのだ。
「来てくれたら、ハーゲンゲッツいくらでも奢るからよ！」
そう、佐藤はハーゲンゲッツが大好物なのだ。
幼馴染みの緑谷からリサーチ済みで、佐藤が今持っているそのカップアイスが証拠だ。
『...二日に一個私の席に献上しに来い』
そう告げて佐藤は校舎内に帰って行った。
「俺の小遣い...」
バイトでもするか、とスマホでバイトるんと検索する。見上げた空は滲んでいた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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携帯持ってるけどやり方が知らん - あ、もうこれ轟さん落ちみたいな話じゃないですか。私嬉しいです(^∀^) (2017年6月15日 21時) (
レス) id: 9ea75f5c5e (このIDを非表示/違反報告)
Riptoon./ @雪村ヒロト(プロフ) - この作品、好きです！！！応援しています！！ (2017年5月15日 15時) (レス) id: 5d2ebc4a3d (このIDを非表示/違反報告)
*akatuki* - あ すいません。嘘です！更新頑張ってください！いつも面白いです。 (2017年5月10日 21時) (レス) id: 64ad3c02d8 (このIDを非表示/違反報告)
海 - 面白かったです！更新頑張ってください！ (2017年5月8日 17時) (レス) id: 69121b3f55 (このIDを非表示/違反報告)
ゲームしない系ヲタク - 続きが気になります。 (2017年5月7日 19時) (レス) id: 527e2febb7 (このIDを非表示/違反報告)
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