1話 ページ3
うぅつらい
満員電車ってこんなにつらいのか、
まあ地下鉄だけど
あれ?隣のイケメンさんなんか様子が変
下を向いたら全てわかった
この人痴漢されてる
嫌がってるみたいだし、とりあえずスマホでこっそり録画しよう。
よし、顔もとれたしこれを駅員さんに見せれば…
イケメン「ちょっと…辞めてください…ボソッ」
痴漢「はぁ?ほんとは喜んでるんだろ?ボソッ」
流石にイケメンさんがかわいそうだ
でもここで注意したらいろんな人が私を見る…
どうすれば…
『おじさんっ…その男の人っ…嫌がってるじゃないですかっ…辞めてあげてくださいっ…この痴漢野郎
っ…』
元々あまり出ない声を14年ぶりくらいに大きく出した、これでも精一杯だ、
皆
何だ? 痴漢か? 男に? 最低
とか言って痴漢の人を見ている
『動画も撮ってますっ…言い逃れ場できませんっ』
モブ「おい!次の駅で降りるぞおっさん!」
体格のいい男の人が痴漢を取り押さえた
駅につき痴漢が駅員さんに受け渡される
イケメン「あの!さっきはありがとうございました!」
突然そう言われてびっくりした
体も顔も相手の方を向くが目はそらしてしまう
『いえ…困ってたので…お兄さん…カッコいいから…気をつけて下さい…では…用事あるので、』
そう言ってその場を離れた
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作者名:しょーり | 作成日時:2019年10月21日 22時