私のココロのHPは0.1となった(容赦ない先生と母の図星言葉によって)【Ko】 ページ13
「うわ…っと
危ないじゃん」
桜は私の攻撃を避け言った
もう、そんな空っぽの笑顔はさせない
樹兄がいた時みたいに
こころから笑えるように
だから私は
『今度こそ、お前を止める
桜!』
「止める?
殺すんじゃなかったの?
そんなちっぽけな理由で私に挑んで来たのか
なら、死ぬまでだね」
桜が私に傘を向けた
軽い静寂があった
弾が掠って頬から血が垂れるが気にしない
煙幕の中から私は桜に殴りかかった
だか、指一本で止められてしまった
「私を止めるって言ったけど
これじゃ天と地の差。
残念ながら、私に殺されるだけだよ」
桜は私を森まで吹っ飛ばした
『いっ痛〜、あのクソ桜め!力のブレーキの掛け方も忘れたのか
………神楽ちゃん?』
私のすぐ横には神楽ちゃんが倒れていた
「楓〜、どこに行ったの?
かくれんぼ?そんな事しても見つかって死んで終わりなのに」
私は音を立てないように神楽ちゃんを(多分)安全な所に隠して
声のする方へ…桜の方へ拳を振った
『終わりなのは桜だよ!
お前を止めて、元の____』
元の仲良しの姉妹に戻ろう
「元になんて戻らない
私はもう誰にも止められない
お兄ちゃんは、もういない。
もう無理だよ
元に戻るなんて
私は行き過ぎた
だから、終わりにしよう」
桜が見せた一瞬の悲しい笑顔に躊躇した
そしてその隙にまた桜に森の深くまで吹っ飛ばされた
『…っ』
ヤバい…意識が朦朧とする
木に頭でもぶつけたかな?
目の前にいる桜の声が凄く遠くに聞こえる
「敵は前だけにいるとは限らない」
そう言って桜は私のすぐ上の木を蹴り倒した
驚いた
何人もの人が木の下敷きになっていた
「さぁ、私達もいっちょ暴れますか」
そう言い桜はニヤリと笑った
はぁ、一時休戦という奴ですな
私は明日だ!死んだ!【凛】→←待てよ、今日三者懇談だから昼前に家に帰ったけどまた部活再登校で学校行かなくちゃいけないんだけど!?めんどい!【凛】
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作者名:凛桜ぽん&KoKoRu x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2016年12月12日 19時