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another. ページ27

耐えられなくなりちらりと彼から目を背け庭を見ると、たくさんの花が植えられていた。今の時期はひまわりが咲いているようだ。

サンサンと照りつける太陽に反射してキラキラと輝き私達を照らしていた。


眩しくてまた彼の方に向き直るとフードをいつの間にか被っていた。もっと見たかったな、なんて。




「…ごめん。なんか俺どうかしてたと思うわ。自分で言うのもなんやけど、無意識なんかな、公共の面前で知らん人にこんなこと言う人ちゃうし。」



彼はそう言いフードを深く被った。



「それを言うなら私も初対面の人にあんなことふっかけるなんておかしいし、そもそも私が先に言ったことだし…ごめんなさい。」



私はフードの彼に向かって頭を深く下げた。それと同時に肩の小鳥もピピッと鳴いた。今まで鳥には肩に乗られるおろか、触れる機会もなかったのになぜなのだろう。

初対面の人(イケメン)に言ったら行けないことだろう。確実に引かれてもいいレベルだ。いくらいつの間にか口から出ていたからと言ってたらしだお言われても何も言えない。

これから働くところなのに変な噂でも立ってしまうな、やってしまったななどと色々うずまき涙が出そうになる。



そしたらフードの彼が近づいてきた。そしてしゃがんできた。

彼の目が私の目と絡み合う。




「あんただって無意識なんやろ?

お互い様やからそんなに謝らんといて。」




彼は目を細め子供のような顔でニコ、と笑った。

ドキ、と心臓が跳ねた。胸がドキドキする。今すぐにでも目を逸らしたかったが彼の目に吸い込まれたかのように目が離せない。

この笑顔が懐かしいような気がしてならなかった。




「あ、ありがとう。」



うまく笑えていたのかどうかも分からない。多分、笑えていたと思う。そんな笑顔でお礼を言った。

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しらす - めっちゃ感動しました!!ありがとうございます (2019年4月27日 23時) (レス) id: 3e07d4634e (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 素晴らしい作品を。。ありがとうございました。。。 (2019年3月24日 21時) (レス) id: 0b596b15a5 (このIDを非表示/違反報告)
アルバ|˙??˙))(プロフ) - 感動しましたっ…! (2019年3月18日 20時) (レス) id: c177f1386f (このIDを非表示/違反報告)
薙(nagi) - 好き過ぎて辛い、なんかもう…お幸せにヽ(;▽;)ノ (2019年3月15日 22時) (レス) id: 43e3ad1e0e (このIDを非表示/違反報告)
イムさん - う、うわぁぁぁぁぁあん!!!泣 か、感動しましったっ!!!面白かったですーー!!!二人共お幸せにっ~~!!!!グルさんもいい人と会えますようにっ!!!……いやもうこれ、とんちが女になってグルさんととんちと愛し合えばよくね??gr「やめろ」tn「やめて」あっはい…さーせん (2019年1月27日 19時) (レス) id: e7f7ec6ca4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛桜ぽん | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年7月17日 23時

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