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60話【凛桜ぽん】 ページ14

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「いつからって、それはサディスティックの神様が私が生まれる前から運命として決められていたに決まってるじゃないですか!」


「まぁ、そういう事でィ。取り敢えずコイツを屯所に戻って説教しないといけねーんで返して貰うわ。」


そう言い総悟様は私の手を引く。私も総悟様の方へ自然と体を向ける。


「……ふーん、春雨を裏切るの?」


「裏切るというより、総悟様と一緒にいたいだけです。総悟様の為なら地の中水の中、敵だとしても総悟様の後を一生ついて行きます。

迷っていたけどちゃんと、今ハッキリしました。私は本気で総悟様に恋しています。離れるなんて選択肢はもうないので。」


私はそうキッパリ言い団長の側から離れた。


「向こうでスパイとして粛清されるかもしれないけど。」


「殺されるなら総悟様がいいです。てか総悟様に殺されるならきっと天国に逝けます、いや総悟様の背後霊としてずっとピタリとも離れません」


「テメェの性格はどうなっているんでィ」


総悟様が怪訝そうな顔で私の方を見る。あ、その視線も好きかも……。


「総悟様の為なら何でもする性格です!」


それを見ていたあきれた表現の団長はやれやれと言った様に、


「……じゃあ真選組に入れば?今だけなら見逃してあげるよ。」


あーあ、人選失敗しちゃったなー。とか言いながら神威は来た道を戻っていく。

あれ?いつもの団長ならじゃあ殺すよとか言って攻撃して来るのに。気分の問題?


「……団長、ありがとう。」


一応お世話になった仕事の上司だからお礼を言う。


「総悟様、早く行かないと団長の気分が変わっちゃうかも知れないよ?」


「じゃあ取り敢えず屯所で説教な。」


そう言いながら総悟様は私の手を握る。


「総悟様なら光栄です!」


私はそう言い総悟様の手をそっと握り返した。


「テメェもちょっとは反省しろ。」


そんな事を話しながら私と総悟様は屯所の中に入った。







「……あーあ、恋した相手も間違えちゃったな」


そして、そんな団長の呟きは一生誰にも届く事は無かった。


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リンゴ(プロフ) - 実はひそかに待っている人← 続きが楽しみです!更新頑張ってください!!(*・ω・*) (2017年8月30日 12時) (レス) id: ecd81fac32 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - とっても面白いです、いつか続きが読みたいです( ; _ ; )更新頑張ってください (2017年8月29日 1時) (レス) id: baa7cd6a7d (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 総悟マジLoveさん» 楽しみにていてくれていることほど嬉しいことは無いです、ありがとうございます! (2017年3月27日 12時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
凛桜ぽん(プロフ) - 総悟マジLoveさん» ありがとうございます!これからも面白くなる様に堕天使ちゃんと頑張って構成していきますんでヨロシクお願いします! (2017年3月26日 21時) (レス) id: 8b759a8a6d (このIDを非表示/違反報告)
凛桜ぽん(プロフ) - 総悟LOVEさん» もう沖田は……いやいや総悟様のイケメン度はもう神レベルですから!もっと神レベルになる様に頑張ります! (2017年3月26日 21時) (レス) id: 8b759a8a6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛桜ぽん&堕天使 x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年3月13日 22時

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