観音坂の妹で銃兎さんとの日常

▽ ページ21

銃兎「はぁ」


やっと終わった
犯人が逃げやがって予定よりも署に戻るのが2時間半も遅くなってしまった。



銃兎「すみません、ただいま戻り…」


女性社員「しーっ」


銃兎「え？」


女性社員「Aちゃん寝ちゃってるんです…！」


銃兎「あぁ、そうだったんですね」


膝の上で俺のぬいぐるみを抱え寝息を立てているAがいた



ここに女性社員がいなかったら写真を撮っていたところだった




こんな可愛い子を虐待する義理母の精神が知りたい



女性社員「見てください。銃兎さんが帰ってきたら見せるんだって描いてたんですよー！」


見せてきたのは1枚の絵だった。
俺と思われる人とAが手を繋いでる絵だった

そして『じゅとがんばえ』

というメッセージ



母性をくすぐられるという意味がわかった気がする
愛おしさが溢れる



女性社員「でも、Aちゃんが見せると張り切っていたので見てないことにしてくださいね」


銃兎「分かりました」



そう言って更衣室に向かった


やばい口角が上がるのが自分でもわかる
あれは可愛すぎる…反則だ…

可愛すぎる罪でしょっぴきたいぐらいだ←



荷物と持ち再びAところに戻り抱き抱え車の助手席に寝せた



銃兎「じゃ、A帰るぞ」


Aの頭と頬をひと撫でし車を走らせた

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