メットライフドーム ページ6
北山side
5月から始まったツアーも今日で最後。
リハーサルも終わってしまい、メンバーもどこか寂しそうな顔で待機してる楽屋。
コンコンコン
「はーい、どうぞー。」
しんみりとした楽屋に突然現れたのは、
玉森「えっ、A!?」
二階堂「本当に来たの!?仕事は?」
走って来たのか少し乱れた髪に汗を滲ませたAの姿に驚く俺たち。
あれ?今日は仕事詰まってるんじゃなかったっけ?
事情を聞くと頑張って仕事を巻いたらしいんだけど、本当によく間に合ったな…笑
藤ヶ谷「もー、スタッフさん焦らせちゃダメじゃん。笑」
A「えへへっ、ごめんなさーい」
宮田「でもAに会いたかったぞ〜!!!」
A「私もー!!!」
ジュニアの頃はこうやってキスマイとAで楽屋で騒いでたな…
当時はツンツンしてたキスマイに誰も寄り付かない中、小学生のAはいつも俺らの楽屋に入り浸ってて、俺らはそれが可愛くて仕方なかったんだ。
千賀「A!お菓子あるよ!」
A「今、絞ってるからまた今度頂戴?」
横尾「え、ガリガリなのにまだ体絞るの?」
A「もうすぐ新しいドラマの撮影が始まるから急いでるの。」
玉森「体調崩さないように程々にね?すぐ頑張っちゃうんだから。」
昔から仕事に対してストイックで手を抜かないAは本当に命を削って仕事をしてしまう。
頑張りすぎちゃったAを何度も見て来てるから、ついつい気になっちゃうんだよ。
A「太輔くん、頑張ってね。」
藤ヶ谷「ありがとな。Aも今日お仕事頑張ったから俺も頑張るね。」
二階堂「ねぇ、なんでガヤさんだけなの!?」
横尾「仕方ないよ、Aはガヤがお気に入りなんだもんね?笑」
楽屋に来たらまずは必ず藤ヶ谷の近くに座る。
藤ヶ谷の匂いが好きなんだってさ。
玉森「昔はよくAを膝に乗せてたよね。」
藤ヶ谷「今も乗ってくれていいんだよ?」
A「もう恥ずかしいからやめて…!」
もうAも大学生だけど、俺らの中ではまだランドセルを背負ってレッスンに来てるAの記憶で止まってる。
だからつい小さい子みたいに扱っちゃうんだけど、凄い嫌がられる。笑
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KENTO LOVE! - 更新待ってます!! (2019年5月14日 19時) (レス) id: 367f723e61 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとタメでごめんね (2018年9月26日 14時) (レス) id: 9b074a0665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:けい。 | 作成日時:2018年7月8日 6時