国宝級センター３

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風磨side





健人「これのこと？」


A「はっ…！」




中島が唐突にさし出したのは、Aがずっと欲しがっていた高級ブランドの靴。





A「これ…高いやつ！！！」



健人「でも欲しかったんでしょ？もう買っちゃったんだけど」





俺もAに頼まれると必ずと言っていいほど買ってあげてるけど、やっぱりコイツには敵わないわ…


Aがそもそも購入を迷ってた理由の１つは、割といいお値段すること。

そして、勝利からのお許しが出なかったこと…笑


ずっとこの靴を欲しそうにしてたのはメンバーみんな知ってたけど、まさかAに頼まれる前にプレゼントするなんて中島らしい。






A「これは流石にもらえないよ…」



風磨「えー、じゃあこれどうする？俺が履く？」



健人「なんでお前なんだよ。女の子は素直にプレゼント受け取ってくれればいいの。はい、どうぞ。」



A「じゃあ…ありがとう！ケンティー大好き！！」



健人「さっそく履いてみてよ！このハイヒール絶対Aに似合うと思って、買わないの勿体無いなってさ！」





そういって箱から取り出すと、シンデレラのようにAに靴を履かせる中島。





マリ「わぁっ！Aちゃん、すっごく似合ってるよ！」



A「サイズもピッタリ！！さすがケンティーだね！ありがとう！」



健人「いいえー、写真撮ってブログ載せていい？」






今日の私服にもマッチしたヒールで、もともとスタイルのいいAがますます綺麗に…


楽屋をヒールのまま歩き回るAの写真を撮りまくる中島。







その傍で一名冴えない顔をしているメンバーが…





勝利「ヒール高すぎるから俺は反対したの！絶対怪我するから！この前腰も痛めてやっと治ったのにさ！それに……」





Aのことになると割と本気で怒る勝利。

止まらないんだ、これが…笑






A「勝利〜、どう？やっぱり生で見てもこの靴素敵じゃない？」



勝利「凄く似合ってるしいい靴だけど、やっぱり俺は賛成できない！！」

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