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風磨side







山下「…。」




俺たちの鬼マネこと山下さん。



ただ今、思考が停止しています。



全てはこの姫の仕業です。






A「いや、どうしても言えっていうから。」



マリ「えっ、言って良かった、の…?」





状況が理解できていない、そこのあなた。


これから全てを説明します。






週刊誌に撮られたあの日、Aは表参道である男性と会っていた。



その理由が、なんと、

山下さんへの誕生日プレゼントを買いに行くためだったらしい。


なかなかプレゼントが決まらなかったから、その男性に相談に乗ってもらっていたところを撮られたんだと。





A「初めはアクセサリーとか見てたんだけど、なんかピンとこなくて時間かかってたの。それで相手にも失礼かなって思って、また今度一人で探しますって言ったら色々相談に乗ってくださって…」




風磨「…でも、いや、なんで木村さん…?」







Aが相談した相手は、まさかの木村拓哉さん。


そんな大大大先輩に誕プレの相談をするなんて…






A「だから、はい。これ、誕生日プレゼント。」



山下「…チケット?」



A「なかなかプレゼントが決まらなかった時に木村さんが、これなら喜んでもらえるんじゃない?って。」





Aが山下さんに渡したのは、超高級レストランの招待券。


いつもお世話になっている山下さんに最高のプレゼントをするために、いくつものレストランを回って1番いいところをさがしてたらしい。





A「木村くんが、昔山下さんにすごくお世話になったって言ってて俺も恩返しがしたいからって、二人で行ったレストランは全部払ってくださったの。

だから、このチケットは私からだけじゃなくて木村くんからの感謝の意も込めてわたします。」





いつもは喧嘩ばかりだけど、本当の娘のように愛を持って育ててくれてる山下さんが本当は大好きなA。

私のために時間を割いてくれてるから、たまには家族のためにもって山下さんの家族分のチケットをプレゼントした。






山下「いつも素敵なプレゼントありがとう。」



A「たまには息抜きして欲しいなって思ったの。」



山下「じゃあ、遠慮なく休ませてもらうわね。」






まあ、本当のところ山下さんを忙しくさせてるのはAだけど。笑



週刊誌事件も丸く収まって、珍しくハッピーエンドで終わった1日だった。

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KENTO LOVE! - 更新待ってます!! (2019年5月14日 19時) (レス) id: 367f723e61 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとタメでごめんね (2018年9月26日 14時) (レス) id: 9b074a0665 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:けい。 | 作成日時:2018年7月8日 6時

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