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2ー12遊び ページ14

上も下も、下着は持っていかれた


下着を取られた私は、暫く痛んでいた部分が落ち着くまでぼーっとしていた



身体も服もボロボロで、天気もマレウス様の怒りで悪くなっててどんよりした空気だったのもあり、整えようと思う気力が出るのに時間がかかったからだった



それが、いけなかった




「A…ちゃん?」




「っ……!!」




声と呼び方で分かってしまった

後ろを見なくても分かる、声を掛けてきたのはケーくんだった


最悪だ、1番見られたくなかった


名前も知らない生徒ならまだ口止めすることも出来た、でも、関わりの多い仲のいい友達

……こんなにツイてない日があるのだろうか


いや、これはまだマシか

あの地獄のような日に比べたら、まだ可愛いものにすぎないか



「その格好……どうして、って、頬っぺも腫れてる…!!何があったの?もしかして、誰かにされたの?!」

状況を理解した瞬間、焦った表情で心配をしてくる

でも、本当の事を話したら、絶望するんだろうか


呼び出しを食らう度に冷やかしてたのに、裏ではこんな扱いされてたって知ったら、、悲しむんだろうか



「誰か、か…誰かに、と言うより、マレウス様に……って感じだよ」


「え…?マレウスくん?マレウスくんが……これをやったって言うの?」




「そうだよ。顔を叩いたのも、服がボロボロなのも、全部あの人の仕業だよ。…信じられない?あの人、意外と歪んだ性癖持ってるからね」



「性癖で片付けられるものなの?!…って、それより先に叩かれた所冷やさないと!それと服……も…っ!!」



固まったかと思えば、その視線の先には下着を着ていないせいでいつもより露出が激しい私の姿だった

全てが露わになっている訳では無い、シャツで少し隠れてはいる。でも、ボタンひとつしていない袖を通してるだけの状態だった

それで今の状況を冷静に考えて固まったのだろう


「……もしかして、ケーくんってこういうのに興奮するタイプ?」


冗談で言ってみると、


「っ………いや、別に…そういう訳じゃ……」


結構マジな方の照れ顔で焦られた




「いや…冗談のつもりだったのにそんなに照れなくても」



「えっ…?!」


…もう少し遊んじゃおうかな


「ねぇケーくん」


「…な、何?」




「私さ、下も履いてないんだよね」






「え……?」

To Be Continued⏩

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パンパース - イドラさん» それな (9月30日 10時) (レス) @page37 id: 57f94a8f60 (このIDを非表示/違反報告)
イドラ - とても面白いです\(^_^)/ (2021年3月3日 9時) (レス) id: 4692e257b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:JK | 作成日時:2020年9月26日 22時

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