第拾章：２ ページ45
＊
───遡ること数分前
Aたちが焔ビトと対峙している時、近くのビルの屋上から何かの機械を持ち、二人を見ている何物かがいた
｢対象の新入隊員一名からアドラバースト反応を観測。
もう一名からは反応を観測できませんでしたが“別の反応“を観測‥‥‥｣
｢なるほど、蹴りのインパクト時に超威力の爆発を起こしている。
あの新人はアタリだな。
もう一人の新人も興味深い。面白いデータがとれそうだ。
しかし今は自我を持つ“焔ビト“‥‥‥消されるのはもったいない。我々が回収する｣
女は怪しく笑うと興味深そうにAたちの戦いを見ていた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿
｢うおぉ俺の腕がァア｣
宮本は片腕を押さえて唸る
完璧に不意を突いたと思っていたのに反応され、驚き等から数歩後ずさる
｢くそがァ！！なんで俺がこんなガキに‥‥！！何がヒーローだ！！人を助けて何になる！｣
｢うるせェ！！もう黙れ！！鎮魂してやる！！｣
シンラがそう言って足に力を入れたとき空から花弁が舞い降りてくる
──次の瞬間、何処からともなく一人の女がA達と焔ビトの間に入る
驚いて構えるが女の着ている服を見てハッとする
『！！』
｢青線‥‥消防官‥‥！？｣
腰に手を当てもう片方の開いた手で扇子を持つ女の着ている防火服の肩には“５“の数字が書かれていた
｢第５特殊消防隊 大隊長 プリンセス 火華
この“焔ビト“は第５で処理する｣
『第５の‥‥』
｢大隊長‥‥？｣
呆気に取られているといつの間にか第５の消防官たちが集まって焔ビトを拘束していた
｢なんだよいきなり！放せ！！｣
｢連れていけ｣
｢はッ！！｣
『なッ！』
｢待て！そいつは第８で鎮魂する！！横から出てきて勝手なことしてんなよ！！｣
｢私は大隊長だぞ。はむかう気か？｣
｢俺達の上官はあんたじゃない！！｣
連れていこうとする彼ら第５を追い掛けようとすると急にめまいがしてシンラは倒れ、Aはペタッと座り込んでしまう
『‥‥あ、れ？』
｢？エ？｣
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れい - 体重病気でワロタ (2021年12月4日 19時) (
レス) @page2 id: 7054f2498a (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - とっても面白いです！それと、第零章 2の森羅「おしゃかだ…」ではなく、森羅「お陀仏だ…」じゃないかと思います！ (2021年6月7日 7時) (レス) id: 63b985e919 (このIDを非表示/違反報告)
マーマレード(プロフ) - ノアさん» ありがとうございます！！:(T-T):めちゃくちゃ頑張ります (2020年10月13日 22時) (レス) id: 4eefa391b4 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - 好きです！頑張ってください (2020年10月13日 17時) (レス) id: 446b9f453e (このIDを非表示/違反報告)
セルクル(プロフ) - リリィさん» ありがとうございます！！頑張りますね！ (2019年10月2日 22時) (レス) id: ea978ee025 (このIDを非表示/違反報告)
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