第八章：４ ページ40
｢被告人、節男 宮本は消防士という職に就きながら四人の罪のない人々を次々と殺害――――
しかしながら当時の被告は精神的に大変錯乱しており、情状酌量の余地は大いにあると言わざるを得ない
よって被告人、節男 宮本を無罪とする｣
裁判長の一言に証言台に立っていた男、宮本節男は薄ら笑みを浮かべる
弁護士達は互いに顔を見合わせ握手をする
検察側の被害者遺族達は納得が行かず泣き崩れたり、席を立ち講義する
｢バカな！死刑でも足りないくらいだ！このクズが何人殺したと思ってる！
消防士だからって許されるのか！｣
宮本はさらに笑みを浮かべる
(ははッ！ちょろいちょろい！！ちょろいちょろいわ、法律とかちょろい
俺みたいな消防士に有罪になられたら困るからな。ちょろいわー)
ｼﾞｼﾞｼﾞｼﾞｯ
｢？｣
宮本は手に違和感を感じ見る
すると突然シュボッと手から炎が出てあっという間に宮本の腕を包み込む
｢ぬぅおおおおあ“あ“あ“ああああ！！！あっち“ぃいい！！｣
｢なんだ！？いきなり炎が‥‥どうなってる‥‥‥｣
｢ほ‥‥“焔ビト“に‥‥‥？｣
誰か！！誰か消してくれ！！と燃える腕をなるべく顔から離すようにして辺りを動き回る
周囲は驚きのあまり放心状態である
｢消化器！！毛布でもいい！！うおおおお"お“お“！！早く！！早く！！｣
助けを求める宮本を見て被害者遺族の一人が指を指しながら笑う
｢ははｯあはは‥‥天罰だ！！クズが！！いい気味だ！！太陽神さまが罰を与えてくれたんだ！！｣
｢うるせェ！！｣
怒り狂った宮本は彼らに向かって腕を振るう
すると炎が広がり彼らを燃やす
｢きゃあああ！！！｣
｢うがッうわあああ！！｣
体の半分が焔ビト化されていく宮本は周りにいた人を燃やしながら愉快そうに笑う
｢あははは♪｣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
第８特殊消防教会では焔ビト発生により出動命令が出る
マキは急いで桜備に連絡をする
｢桜備大隊長！“焔ビト“が出現しました！｣
｢！Aとシンラとアーサーは！？｣
桜備の一言でマキはハッとしたような顔をし、青ざめる
一方その頃のA達はというと‥‥‥
｢おねーちゃん！フーセンください！！｣
『はい！どうぞ！』
｢！やったーー！！｣
まもる君のお手伝いとして子供達に風船を配っていた
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れい - 体重病気でワロタ (2021年12月4日 19時) (
レス) @page2 id: 7054f2498a (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - とっても面白いです！それと、第零章 2の森羅「おしゃかだ…」ではなく、森羅「お陀仏だ…」じゃないかと思います！ (2021年6月7日 7時) (レス) id: 63b985e919 (このIDを非表示/違反報告)
マーマレード(プロフ) - ノアさん» ありがとうございます！！:(T-T):めちゃくちゃ頑張ります (2020年10月13日 22時) (レス) id: 4eefa391b4 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - 好きです！頑張ってください (2020年10月13日 17時) (レス) id: 446b9f453e (このIDを非表示/違反報告)
セルクル(プロフ) - リリィさん» ありがとうございます！！頑張りますね！ (2019年10月2日 22時) (レス) id: ea978ee025 (このIDを非表示/違反報告)
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