第伍章：２ ページ29
とりあえず近寄ってみるとツインの女の子はラッキースケベられという体質なようでシンラは顔を赤くして邪魔したことについて怒っていた
『‥‥えーっと‥‥？』
｢あ、A｣
｢？お前も大隊長に話かけに来たのか？｣
さっきまで四つん這いになって泣いてたのにAが話しかけると大隊長を庇うようにして立ち上がった
『(この子元気だなぁ)あーまぁそんな感じです。僕は第８特殊消防官 A 万月です
隣にいるシンラ隊員からも聞いたかもしれませんが十二年前の事件と“十四年前の事件“について聞きたいことがあります』
名前を言うと大隊長はピクッと反応した
“この人は何か知ってる“
そうならば聞き出さなきゃいけない
“十二年前の事件“と“十四年前の事件“の事を
話を聞き出そうとして声をかけようとするがツインの女の子、タマキに阻まれて声をかけられない
｢テメェーも！！
『うわっ‥‥と。大丈夫ですか？こけたら大変なので気をつけてくださいね』
何もないところで滑ってAの方へと吹っ飛んで来る
Aは素早く彼女の手を掴むとクルッと回って着地させる
少々苦笑いになりながらも微笑みながら話しかけると彼女は顔を真っ赤にしてAの頭にチョップした
｢(あ、今あいつAの無自覚イケメン力にやられたな)｣
『(痛い‥‥‥解せぬ)ってそんなことより！！あの！ちょっとだけでも話を聞いて《まもなく競技が始まります。参加者の隊員は防火服を着用し集合してください》あ‥‥』
Aの言葉を遮ってアナウンスが流れる
それを聞いた第1の大隊長はAとシンラの顔を見ながら話しはじめる
｢A隊員とシンラ隊員と言ったね。年間に何件の火事が起こるか知っているかね？
申し訳ないが十二年も前のことも十四年も前前のことも覚えていないな｣
最後に一言、立ち去りながら言う
｢競技が始まるぞ。支度したまえ｣
『‥‥はい』
｢(何か隠してねェか‥‥‥？)｣
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れい - 体重病気でワロタ (2021年12月4日 19時) (
レス) @page2 id: 7054f2498a (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - とっても面白いです！それと、第零章 2の森羅「おしゃかだ…」ではなく、森羅「お陀仏だ…」じゃないかと思います！ (2021年6月7日 7時) (レス) id: 63b985e919 (このIDを非表示/違反報告)
マーマレード(プロフ) - ノアさん» ありがとうございます！！:(T-T):めちゃくちゃ頑張ります (2020年10月13日 22時) (レス) id: 4eefa391b4 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - 好きです！頑張ってください (2020年10月13日 17時) (レス) id: 446b9f453e (このIDを非表示/違反報告)
セルクル(プロフ) - リリィさん» ありがとうございます！！頑張りますね！ (2019年10月2日 22時) (レス) id: ea978ee025 (このIDを非表示/違反報告)
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