ひよこの手も借りたい【ハイキュー】 (ページ38)

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36話ページ38

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『え、それでいいんですか？』

｢うん……お願いできる？｣

『分かりました』

良かった…普通に教えてくれた……！今日の赤葦先輩は危険じゃない。つまり平和

え、平和じゃないよ、特に青城の川は安定に煩かったしダメだわ。何が平和だよこの野郎

｢じゃ、お願い聞いてあげたし、もちろん俺の言うこと聞いてくれるよね？｣

『なっ！！！』

｢何？Aだけ得するのは不公平だよね？｣

『だったら先言ってくださいよ！』

｢え〜…嫌かな｣

ほらね、赤葦先輩がそんな平和な人じゃないことは知ってるんだよ……だから警戒してたのに

こーくるなんて聞いてない！

『……ちなみに……そのお願いとは』

｢一緒に寝よ｣

『……イッショニネヨ？』

｢うん、俺と同じ部屋俺と同じ布団、俺の隣で｣

『ﾌｧｰｰ』

待てよ？このデジャブな感じアイツとそっくりなんだけど。そうあいつとは……アイツしかいない

……飛雄だ

実は……あの時

┈┈┈┈┈┈┈┈┈

『あの、飛雄？』

｢なんだ？｣

『なんで足からめるし、抱きしめてくるの？』

｢抱き枕だ｣

ええ……と言いながらゴソゴソと動く私だが飛雄の力には勝てなくて抵抗しても無駄なのは悟っていた

でも暑苦しいというか、落ち着かなくて寝れない、周りは気を使ってくれたのか少しだけ飛雄の布団を端の方にして間を開けてくれたのだけど

それが余計にダメなんですよ……なんかその…ダメじゃない？って。

｢お前と寝ると心地がいいんだ｣

『私は良くないけど』

｢は？俺の肩貸したらすぐ寝たじゃねーか｣

あーー、そーゆー意味？？飛雄の隣で寝れる私なら、負担にならないと？ﾌﾝ……甘いわアレは不可抗力なの

そう不可抗力(2回目)

改めて寝るとね…やっぱり私女の子だから意識するんだよワカル？？？あの時も思ったけど私の事

女の子って思ってないでしょ……天然やってる分おかしいわこの子

『……色々とギブ……です』

｢……意識……してるのか｣

『……してるよ』

｢……俺も｣

『ん？？？？？』

俺も？？俺もとは？？？

『飛雄？』

｢………zzZ｣

『ねぇ、嘘でしょ、ここで寝る？普通』

馬鹿じゃないの……？いや元から馬鹿か…

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