ひよこの手も借りたい【ハイキュー】 (ページ4)

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3話ページ4

ＮＯside

｢あ、初めまして、マネージャーの清水潔子です、好きに呼んでね｣

『…………ども、朝日奈です』

｢Aもつけろ｣

『Aです』

細かいのか追加で影山の言葉に苛立ちをするも、素直に自己紹介をするA

｢ふふっ、影山くんがお世話してるみたいだね、朝日奈さんはマネージャー経験ある？｣

『中３の時少しだけ……』

｢そっか…でも分からない所あったらいつでも言ってね、とりあえず今日は仮入部って事で積極的にはしなくて大丈夫だから｣

『はい……お世話になります』

Aはぺこりと軽く清水に頭を下げると、後ろからAを引っ張りながら体育館の中に連れていく影山に少し抵抗するA

｢マネージャーやったことあるならいいんじゃねーの、ダメなのか？｣

『あー、もうわかったから…うん、わかったよちゃんとやるから、そんなランランしないの』

｢してねぇ｣

『してる、その目、手始めに俺のトスを打ってくれとか言うんでしょ』

｢！……なんでわかったんだ？｣

エスパーか！？とさらに目を光らせる影山にAはしまった、やらかしたと言わんばかり分かりやすく顔を顰める

どうやらAの顔は素直な様子

『カマかけただけなんだけどまぁいいや……練習には付き合うけど私体力限られてるから今日は無理』

｢なんだかんだやってくれるんだな｣

『誰のせいだと思ってるの』

｢……わるい｣

『思ってなさそう』

｢俺悪くねぇ……｣

『じゃあ謝るな』

｢……Aの馬鹿｣

『なんでだよ』