ひよこの手も借りたい【ハイキュー】 (ページ13)

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12話ページ13

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私、自分で言うのもあれだけど、かなりの面倒くさがりなのになんだかんだ甘いよね…

何でかな？？ひたすら突っ込んでる気がする、めんどくさいけど無視する方がめんどくさい……

特にあの……なんだっけ名前忘れたけど、川がついたセッターの人……あの人からのめーるなんて無視したら電話かけてくるし、返信すると秒でピコピコ打ってくるし超面倒臭い

つまり何してもめんどくさい(苦笑)

『で、なんで着いて来るんですか？』

｢おん？仲良しになったやろ？｣

｢挨拶しなあかんしな｣

……なんの挨拶なんだよ。あと仲良しになったつもりもない…一応この人ら私よりも年上だからあんまり強く言えないが

もう、稲荷崎の人達が心配するんだから戻って欲しい

なんて思っていると烏野の部屋に着いてしまったし、向こうから扉が開いた

｢あ、帰ってき……え？｣

｢お〜A〜戻ってき……え？｣

｢｢ぶっは！！！｣｣

｢めっちゃおもろい反応しますやんwww｣

｢同じ反応ですねwww｣

何なのこいつら……てか澤村先輩も菅原先輩もどうしたんだろう。そこまでびっくり……

するよね、私はびっくりした、首根っこ掴まれたもん

｢すがさーん、どうし……どえええ！？｣

｢い、稲荷崎の……双子だ｣

｢どーも、宮侑ですー｣

｢宮治です｣

何さりげなく自己紹介してるんだ…てか帰ってよ私ドアの先に行けないじゃん、荷物整理……いやもうめんどくさいからパスかな

｢朝日奈…いやA？嫁に行くのはまだ早い！｣

｢そうだぞ！俺は許さないつったべや！！！｣

……わかった……私はもう何も言わない

｢ﾊﾊｯ〜ひよこちゃんの両親いっぱいおるなぁ｣

うん、意味がわからない

｢ほなAちゃん、また来るな〜｣

いや、もう二度と来なくていいです、結構です