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表裏の五条さん ページ38

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カオスな争いを終え、数日がたった頃



『んふふ♡んーふふ♡んーやっぱ天使♡♡可愛いなコノヤロウ♡♡何このくびれ!えっっっっっrピー♡♡もうオレの嫁ほんと可愛い♡舐め回したい♡
胸もデカい♡尻完璧!美肌!顔満点!最高♡』





家入「夏油、アレ何きもい」


夏油「抽選会……本当に当たったんだよ」


家入「……あー、なんか数日前の50名限定のやつだっけ?今日届いたのか」


夏油「そうみたい。届いてからずっとあれで、事務所にまで持ってきたからニマニマしてる、ちなみに私の分も当たったから保存用もあるみたいだよ」


家入「とんでもねぇ運だな、今年の運もうないんじゃね??」



夏油「だろうね」





マルチクロスに向かってデレッデレの五条に対し、入社してきた家入は五条を見た瞬間、顔を青く染めたが何となく察して元に戻る

夏油も初めはそうだったらしい

周りの俳優たちも、近寄り難いのか五条のことはそっとしていた。

逆に構うと面倒になるからだろう





伊地知「五条さん、撮影がありますよ、直ぐに準備してく………………ワッ」





そして同じく、五条の現状に伊地知も引いたせいで言葉が詰まってしまった




『……あー???何?俺今Aとのイチャイチャタイムなんだけどー?邪魔すんなよな』



伊地知「す、すみません!ですが本日の撮影はAさんとの撮影があるので向こうに待たせるわけには!」



『おい、遅い、行くぞ伊地知、』



伊地知「……え、あ、、は、はいい!!!」






Aの名前が出ると変わり身が早い五条、周りは『めんどくせぇ』なんて思いながらも静かに見守り、伊地知は(Aさんありがとうございます)なんて思いながら五条を車に乗せた




『なぁ、伊地知〜』



伊地知「は、はい、なんでしょうか」



『そろそろ、Aとのラブシーンあるよな?』



伊地知「そ、そうですね、現状的にヒロインとくっついたので、台本的にはそう来るかと」



『っしゃ!!!完璧に決めてやる、そんで結婚』



伊地知「わぁ、す、凄いですね」



『あ、俺らもう結婚してたな、あーもう幸せすぎて困っちゃう♡♡Aの照れ顔早く見てぇな♡』



伊地知「ア、アハハ」






伊地知は胃を抑えながら運転した

〇→←〇



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あみてぃー*(プロフ) - 作者様まじで天才ですよね・・・(スミマセンこれからも応援しています!! (2021年4月1日 10時) (レス) id: 44dafb3df2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なの | 作成日時:2021年4月1日 8時

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