よく分からない赤葦くん【ハイキュー】

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それから今日の体験入部は終了し、何故かこのまま入部する流れを持っていかれて私は早くも一日目にして入部した……もちろん京治くんも

なのはいいけど、ここの2年生の方…すごくキャラが濃そうだったんだけど。大丈夫かな


自己紹介をしたら、確か木兎先輩だったんだけど…


マネージャーの白福先輩と雀田先輩とは仲良くなれそうだ。






｢A｣








『んー』








体験入部と言ってもジャージは着ないといけない

その為、京治くんは体験終わり更衣室で制服に着替えにいくから待っててと、言われ…大人しく待っていると五分も経たずに戻ってきた


相変わらず行動が早いな









｢A｣









『ん？』









｢登校はいつも電車なの？｣









『自転車なんだけど、自転車盗まれた』









だからしばらく電車かな……と続けて言った…自転車もすぐ買いたいんだけど、めんどくさいから休みの日になってからにしようって事にした

姉さんの自転車借りようかなとは思っていたけど、姉さんも使うし。借りられない









｢これからは電車にしよう｣









『嫌』








｢なんで！？｣








『え、遠いし、電車嫌いだし』








｢俺と乗るの嫌？｣








……ええ…それ言われて、嫌とか言ったら絶対傷つくでしょ？タチ悪い質問だね









『嫌じゃないよ』







｢じゃあ毎日電車登校ね｣









話聞いてた？








『……やだ…電車めんどくさいじゃん、ただえさえ早起きめんどくさいのに』







今日はたまたま起きれたからいいけど、寝坊したら電車とか絶対間に合わない









｢……迎えに行くから｣






『いや、来なくていい』







｢行く……ほら電車のるよ｣






『……あい』








とりあえず、京治くんといる時はわがまま言っても無駄なのは理解したよ。









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｢最寄り駅同じでしょ｣







『うん』







そりゃ朝会ったからね…駅から家まで数分の距離あるけど。めんどくさいから自転車がいいのに







｢家まで送るよ｣







『家バレするのやだ』






｢俺たち友達でしょ？教えて？｣







『…………あ、え、はい』







友達だから教えてもいいのかな？っていうのは別におかしくないんだけど。私の家知って何するの

なんて考えているといつの間にか最寄り駅に付いていて改札を出た

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