Angel Tattoo [Kim Taehyung]

21話 ページ21

『ただいま』

『あっ、おかえりなさい…』


午後12時ジャストにテヒョンさんが帰ってきた。

『どうだった？』

『楽しかったです。いっぱい料理のこと教えてもらいました』

『それはよかった。』


早く食べたいと足早にダイニングに向かうテヒョンさんを見てアイドルでもおかしくないのにな なんて思った。


『ジョングガ、お疲れ様』

『お疲れ様です。』

『また夜よろしくね、料理のこと沢山教えてやってね』

「…わかりました。ヒョン、ちょっと話が」

『何？玄関で話そうか』

「ありがとうございます」


『ごめんね、飲み物ついで待っててくれる？すぐ戻ってくるからね』

『わかりました』


2人で玄関に向かう姿を見て不安になった。
また私捨てられるのかな
ジョングクさんがテヒョンさんに何か言うのは当たり前。多分私の事


『怒られたらどうしよう…』









ーーー

「ヒョン、あの子に3億も出す必要ありました？」

『何が気に食わないの？』

「そういう訳じゃないです。あの子にペラペラ喋りすぎてませんか」

『何を？』


「もういいです、また夜来ますから」

『あの子は僕の取り柄だよ』

「はあ？」

『天使なんだ』

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