彼女の秘密

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-YG-

…。
今俺はとんでもない場面に出くわしている。

YG「まじかよ…」

なんでこんな時に限って違う道を通ろうとしたのか…。


『・・ ・え？』

＊「だっ、だから好きです！！」

『…えっと、』


よくドラマとかで目にする告白シーンをまさか自分が目撃するとは思わず…しかも告白されてんのが俺たちのメイクかよ。

このままこの道を通ることも出来ず、かといって戻るのは惜しい。←

＊「ずっと好きだったんです！仕事に真剣に取り組む姿も、メイク道具を見て楽しそうに笑う姿も！」

話しながらどんどん詰め寄るようにメイクに近づく男。

おいおい、大丈夫かよ。

『はぁ…』

＊「ずっと見てたのに最近は防弾少年団の人たちと仲よさそうだから…」

『あれで仲よさそうに見えるんですか…？』

YG(…このメイクも馬鹿だな)

いつ終わるのかも分からないこの状態に、その場にしゃがみ込んだ時…

ードンッ

YG「！！？」

『わっ！？』

おいおいおいおい！

＊「僕のこと好きになってください！」

『ち、近い…』

＊「絶対に幸せにする自信があります！！」

『む、無理です、』

＊「なんでですか！？僕以外にも好きな人がいるんですか！？」

やべえなこの男。
もう変態レベルだし、”僕以外にも”って完全に妄想に入ってんだろ。

＊「どうなんですか！でないと諦めきれません！！」

『え、っと…』

ーばちっ

YG(あ…)

『ユ、ユンギさ…おっぱ！！』

YG「はっ？！」

『私にはユンギおっぱが ヒクッ… いるので！』

…勘弁してくれ

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