愛を知らないモブ

19 ページ20

学校にて









女2「おっはよ〜」









『お〜はよ』









沙羅「Aちゃん！おはよう」









『うん。おはよう！』









女3「あれ？今日はいつも一緒にいる奴と登校してへんの？」









『あぁまぁ.....そもそも私あいつのこと好きじゃないし』









女4「おはようさん。あの人今日見たけど一人でめっちゃ落ち込みながら登校してたで」









『うおっ！びっくりしたなぁ〜マジか悪い事したかもね〜』









女4「悪い事したって思っとる顔やないやろ...」









女3「あいつの事好きな女子､殆どおらんしな」









『そうなんだ』









沙羅「あの！話し崩すようでゴメンなんやけど....あの人って誰の事なん...？」









女4「沙羅ちゃんは知らへんのか。」









女1「沙羅ちゃん良い子そやもんな〜」









女2「うちらが話しとるのは隣のクラスの奴。西条みずき」









沙羅「西条さん...なんでそんなに嫌われとるん.....ですか？」









『敬語じゃなくてもいいのにwまぁ､男子に人気だからって言うのもあるんじゃない？』









女1「顔が良いからってちやほやされてうざったいねん」









女5「あいつまたマネージャーやってくれって頼まれてんけどどうしたら良いんやろぉ...？とか独り言言っとったで」









人増えてくな









女2「うわぁ....ムカつくわぁ｡漫画の世界ならまだしも現実でそんなん言うとか」









『まぁこんな感じで』









沙羅「そ､そうなんや.....」









『まぁ､他にも色々あるよ。あいつは.......』









沙羅「？...Aちゃん？」









『！.....お〜い。この話もう終わりな〜？朝からあいつの事話してたら時間無駄になんで』









女2「それもそやな」









女5「気分悪なるしな〜。あ､てか昨日○○のクレープ屋行ってんけどさ〜！」









話を終わらせるといつも話しているような内容に話題が変わる









『(可哀想.......なぁんて思ってないけど)』









ホントに私って性格悪いな。
バチ当たりそう

20→←18

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す