5 ページ5
in白戸高校
「なぁ、向こうのセッター小さくね？」
「うん、それになんかヒョロヒョロしてる。」
「控えセッターなんじゃない？」
マネ業をしていると嫌でも入ってきたうちの話
そんなこと言うやつは今まで結構いた。
バカだな、
と、心の中で悪態をついていると
黒尾「君らの言うヒョロっヒョロのチビとは俺達音駒の背骨で脳で心臓です」
珍しく少し不気味な笑みで相手校に話していた
こわ、
意外と怒らせたら黒尾さんは怖いんだろうなぁ
さ、私も働こっと
休憩
『はい、皆さん。どうぞ』
ドリンクとタオルを一人一人に渡していく
夜久「おっサンキュ」
犬岡「いつもありがとうございます！」
『うん、あ、走君はブロックの時まだ手が後ろだね！気持ちもう少し前に出すと良いよ』
犬岡「はいっす」
『けーんまー、またサボったでしょ』
研磨にドリンクを渡すついでに声をかけるとビクッとした
孤爪「……なんでバレてんの。あんな一瞬なのに。目何個あんの。こわ」
『こらこら研磨君。人がせっかく教えてあげてんのに』
孤爪「……ちぇ。ﾎﾞｿｯ」
聞こえてっからな?!
直井「相変わらず鋭い観察眼。そしてマネ業の効率の良さですよね」
猫又「あぁ、マネージャーがこんなにもチームに効果をもたらせる人材は実際にはあんまりいないからねぇ」
黒尾「俺のレシーブはどうだったよ〜」
ズシッと肩を組まれニヤニヤと聞いてくる
『はい、今日もしなやかで完璧なレシーブの体勢、あとブロックも良かったです』
黒尾「お、あ、ありがとう」
夜久「照れんなら聞くなボケ！」
とやっくんに蹴られる黒尾さん
黒尾「いやだってあんなに素直に返ってくるなんて思わないでしょ?!」
黒尾さん、あなた私をなんだと思ってんですか？
その後も順調にいつも通りのプレーをして勝利した
「なんだこれ、打っても打っても全然相手コートに落ちない！」
「攻撃も守備も天才みたいなやつがいるわけじゃないのに、なんで強いんだ」
音駒の強さは、"繋ぐ"だからね
「「「ありがとうございましたー！」」」
孤爪「もう、無理。しんどい、疲れた、帰りたい」
『研磨ー、あとちょっとで帰れるよ。』
孤爪「そのちょっとがしんどすぎ」
『アップルパイ』
孤爪「頑張る」
…単純か？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1379人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モモカ - ほんっとに！大好きな作品です！！続きお待ちしています！ (3月30日 9時) (
レス) id: 27d7d38379 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - 最近ハイキューにハマり、モア様の小説にもハマりました！マネージャーで音駒から愛されているけど態度には表せているようで表せない感じとかめっちゃ好きです。こーゆー話大好きで楽しみに読んでます！ヤキモチ妬く音駒メンバーが面白いです。ありがとうございます！ (3月24日 1時) (レス) id: c1ece59618 (このIDを非表示/違反報告)
モア(プロフ) - リーエルさん» あ、ほんとですね！ありがとうございます (3月16日 16時) (レス) id: 340f16b71c (このIDを非表示/違反報告)
リーエル(プロフ) - 小森ではなく古森ですよ。これからも応援しています！ (3月16日 12時) (レス) id: 833dacd7d3 (このIDを非表示/違反報告)
コシヒカリ - あぁもうリエーフがかわいすぎる！！及川さんとの絡みもっと見たい！ 続きお待ちしております♪ (3月12日 12時) (レス) @page26 id: 5687e9955d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：モア | 作成日時：2024年2月26日 3時
