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次の現場に向かうのにマネージャーさんと大阪駅で待ち合わせていたとき
隣に後から来た綺麗目なマダム……と後から走ってきた若い女の子
「お母様……っ」「遅かったわね」「ごめんなさい」
一瞬聞き覚えのある声がして、ぱっと顔を上げたがその2人の姿はもう無かった
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「それがめっちゃAに似てたって事か」
『うーん、声とか背丈とかそっくりやってんなぁ、肝心の顔はあんまり見れてへんねんけど横顔の目はAちゃんに似てたなぁ.メイクはしとったけど』
「でも女の子やったんすよねぇ」『せやねんなぁ、お母さんめっちゃ怖そうな感じやったし…』
「……っ、？それ今日の朝の話ですよね」
『そうやけど、？』「俺Aに電話してきますっ、！」
『えっ、ちょ晶哉？！』
いや、お母さんおったら電話出られへんか？
とりあえず大丈夫かかけてみるしかないやろ…
「今全力疾走の晶哉とすれ違ったけどどしたん？」『Aちゃんのことで……ちょっとな』
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「もしもし！Aっ、！」『あ、晶哉くん、？どうしたん？』「あ、あー、今日何してるんかなぁって！」『今日はお出掛けしてるよ？』「へー、そ、そなんや！……ちなみに誰と？」
『あー、おともだち？やな？』
?「誰と話してるの？彼氏？Aちゃんにも遂に彼氏が出来たの？」
『あ、まぁそんな、感じ…です』?「また紹介して頂戴ね？」
『ご、ごめん！また後で掛け直すわ…！』「え、あうん、ごめん忙しい時に」
絶対おかしい……たぶん一緒におるんはお母さんで間違いないやろうな.
喋り方が強張ってたし敬語やったし.
女の子の格好も、お母さんにさせられてる？
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作者名：緩菜 | 作成日時：2023年2月13日 0時
