9人でシェアハウス。＿HSJ＿

14話 有岡side ページ14

？「…、ん、…だ…ちゃん、大ちゃん！！！」





大「…ぅぅん………あと、一時間だけでも…」


？「一時間とか寝すぎ！ほら起きる！」


いつの間にかもう朝。


そして、バサッと布団をめくる誰かさん。




大「…寒いぃ…zzZ」




？「はーぁ、駄目だ、こりゃ…。


…あ、大ちゃん、朝ごはんオムライスだよ〜？
起きなきゃ、俺が食べよっかな？」





大「やだ、俺のオムライス！！！！」←





ハッと目を覚ますと、ヒカがなんか、ニヤニヤしながら俺の顔をみている。






八「おはようｗ」


大「……何で笑ってんの？」



八「騙されたから、大ちゃんがｗｗｗ」




大「…？」




騙された？俺が？？




目覚めたばかりで頭が回らない。







しばらく考えてから、「…あ、」と、
(やっと)ヒカの言葉の意味を理解した。






大「…まさか、朝ごはんがオムライスって、」




八「ん？ 嘘だよ？ｗ」




やっぱり！！！！




大「ヒカひっで！！！嘘つくとか！！」





怒ってふて寝する。




もー、知らない！このまま昼まで寝てやるし！



八「そう怒るなって！ｗ 昼ごはんはオムライスにするからさ！」



大「ホント！？」




ガバッと上半身だけ起き上がる。





大「絶対だよ？！」





八「うん、絶対作るって」







大「マジで？！やったぁぁぁぁぁ！」





一人で大騒ぎしていると、






コンコン…。





と、俺の部屋のドアを開ける音が聞こえた。







ガチャリ、と音をたてて入ってきたのは山田だった。






山「光君、学校行ってくるね！」





八「あ、わかった。…でも、なんか、心配…」





山「何で心配すんのｗ 大丈夫、もう中学生なんだよ？」



若干どや顔で言う山田。



山「ま、遅かったら迎えに来てよ。 じゃ、行ってきます！」





八・大「行ってらっしゃい！」

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