ポートマフィアにはいっちゃいました。 ページ2
「ところで君、名前は?」
と太宰さんに聞かれそういえば名乗ってなかったことに気づいた。
「そういえばまだ名前いってませんでしたね・・Aです。」
「Aね。」
ちなみに私は今太宰さんに足の怪我の手当てしてもらっている。ポートマフィアだと聞いて怖かったし実際に黒服達がたくさんいて怖かった。良く見ると皆太宰さんと距離をおいてるように見えた。それどころか太宰さんにたいして敬語だったしどこか恐れているようにも見えた。その中でもお姫様抱っこに対する視線が痛かったんですよ。はい。そう考えている間にも太宰さんは包帯を器用に私の足に巻き付けていく。
(包帯巻くの上手だなぁ。改めて見ると太宰さんめっちゃ包帯巻いてるし怪我してるのかな・・?うん、まぁねぇ?ポートマフィア?だし・・・うん。聞かないでおこう。触らぬ神に祟りなし!)
「どうしたんだい?さっきから私の顔を見ているけれど・・・あ!もしかして私に惚れたとか!!」
「ファ!?え・・ちっ違います!!」
突然の爆弾発言に本当にびっくりした。そんな私を見てクスクス笑っている。
(は、恥ずかしい・・・)
「大丈夫かい、顔真っ赤だよ?Aは反応が可愛いねぇ・・・はい!手当て終了!」
「あ、ありがとうございます。」
「そんな感謝することじゃないよ。もとはといえばこちらの落ち度だし、すまなかったね。でも君は何であんな路地裏にいたんだい?」
「いや・・・あの、その・・・両親を、亡くして・・頼れる親戚の類いもいないのでこれからどうしようかと悩んでいたとき戦闘にまきこまれてしまって・・・」
と話すと不安になり涙がでそうだった。すると
「あぁ、そうだったのだね。それはまた不幸だねぇ・・・う〜ん・・」
と太宰さんは突然考え込んでしまった。しばらくの沈黙。
「あの・・太宰さん?」
「よし!そうしよう!!」
太宰さんが突然の大声で叫んだのでビクッとなる。
「君、ポートマフィアに入りたまえ!!」
「えぇ!!??」
「嫌かい?」
「いえ、そんなわけでは・・・むしろ行くところがないので嬉しいのですが・・いいんですか・・?」
「もちろん、そうと決まればさっそく首領に報告しよう!!」
そう言い太宰さんは私の手をとり歩き出しこう言った。
「これからよろしくね、A。」
そう言いにっこりと笑った太宰さん。
(これからどうなるんだろう・・・。)
ここから私の第二の人生が始まった。
ここまで読んで頂きありがとうございます!!
一目惚れしたのでとりあえずポートマフィアにいれた。(太宰サイド)→←太宰さんとの出会いと初恋
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しあ(^.^)/ - ねるね味のマシュマロさん» コメントありがとうございます!!こちらこそ返信遅れてすみません・・・。何気に乱歩さん初登場でしたねwwこれから出番増やしていこうかなって思ってます!これからもがんばります・・・! (2019年4月3日 13時) (レス) id: 47dd478da4 (このIDを非表示/違反報告)
ねるね味のマシュマロ - お久しぶりです。ねるね味のマシュマロでございます。長い間、コメント出来なくてすいません!嗚呼、乱歩さんがいる!って読みながら思ってました。ありがとうございます。これからも頑張ってください。 (2019年4月1日 15時) (レス) id: 15fb64e051 (このIDを非表示/違反報告)
てち - しあ(^.^)/さん» いつも楽しく拝見させてもらってます。こちらこそ返事くださりありがとうございます! (2019年3月25日 14時) (レス) id: 2c0b32007c (このIDを非表示/違反報告)
しあ(^.^)/ - てちさん» てちさん?まさかコメントをくださるとは・・・・ありがとうございます!! (2019年3月25日 12時) (レス) id: 47dd478da4 (このIDを非表示/違反報告)
てち - しあ(^.^)/さん» これからも頑張ってください!応援してます! (2019年3月24日 22時) (レス) id: 2c0b32007c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しあ(^.^)/ | 作成日時:2019年3月12日 20時