【男主】まさか僕が【喧嘩松】【ヤンデレ】

まさか11 ページ13

この家の人たちはいい人ばかりだ。


昨夜の一松兄さんの行動以外は…


お母様も、兄さん達も。根はいい人ばかりだ。



まぁ、僕は犬だから、下僕だから。


いつもその自覚は忘れてはいけないと思う。



でも正直、彼らと一緒にいたらそんな大事なことも忘れてしまう。


本当に楽しいから。



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なんて思えたのは最初だけだった。




今は僕が拾われてから１週間。


学校にも行けて、何不自由なかったはずだった今日。


相変わらず、僕は家にいる。


といってもその家というのは松野家。


今は真っ暗で、いるのは僕と学校をサボっているおそ松兄さん。


お「なぁ、ちっと狩りに行かね？」


毎日のようにそう誘ってくる。


貴「…(ﾌﾙﾌﾙ」


僕は首を横に振る。どうしてもそういった非行にいやだつ嫌だった。僕が僕でなくなってしまうから。自分を見失うから。



お「ﾁｯ、口に出して伝えろよ。うじうじすんな」


イライラとした口調でおそ松兄さんはそう言う。


僕もこの前までは言えていたはずなんだ。


でも、何でだっけ？いつからだっけか。



貴「…ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ」


ごめんなさいしか言えなくなったのは。



あんなに普通にしゃべれたのに。あんなにいい人たちだと思ってたのに。



今ではなんだか、


僕のお父さんみたいだ。



大切にしてくれるって言ってたのに、



なんで？嘘だったの？





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あ、わかった。



これが大切にしてるってことなんだ。



これは愛のムチ。怯えるだなんて失礼だ。


貴「…してください。」


お「！？…あ？」


貴「もっと僕を大切に…してください。



愛のムチ、打ってください。



お願いです…」



すると、おそ松兄さんはニコリと笑って



お「よく言えました。」



僕の頭をなでてそう言った。


✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄



あれ？なんで時がこんなに飛んでるんだ。



慌てすぎたかな？どうだろう。


とにかく、これからはどんどん惨めになっていくと思います。


苦手な方はバック推奨です。


ま、彼らのドS姿を見たい人はどうぞ！


By.癒爺

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