愛し方、愛され方

酔っ払い玲於 ページ43

玲於｢それでねっ？も〜やばくね？笑｣

A｢…うん笑｣



かれこれ1時間くらいずっと玲於の話を聞いてる

そう。なんせ彼はお酒が弱い


弱いくせに何杯も飲んじゃって…



玲於｢ねっ笑｣



手に負えません…笑




でもなんかいつも塩だったり無口なイメージがあったから、こんなふにゃふにゃしてる玲於が新鮮


かわいいかも笑





A｢玲於、そろそろ帰ろうよ。仕事でしょ？｣

玲於｢はぁーい。｣



って言って立ったけど玲於はもうふらふら

この人1人で帰れるかな…




A｢送りましょうか？｣

玲於｢優しいねぇ〜ありがとぉ笑｣







店員｢ありがとうございました。｣





店を出た私達



玲於は私の肩につかまっている



A｢ちょ、玲於ふらふらしないでっ。｣



体重差で玲於に負けて一緒にふらふらしちゃう

でもまぁ1人で帰らせなくてよかった





お店を出てから30分歩いて玲於の住むマンションに到着


A｢着いたよ？｣

玲於｢うん。｣

A｢ばいばい｣



って言ってもなかなか帰ろうとしない玲於




A｢どうした？｣




玲於は大きな瞳で私を見つめてくる

なんかドキドキしちゃう









玲於｢やっぱりAかわいい。｣

A｢え。｣


玲於｢へへ。好きだよー笑｣




にこにこ顔で言われた


今好きって言ったよね…






A｢か、帰りますっ。｣





その場の雰囲気で恥ずかしくなって猛ダッシュ





酔いの勢い？

なにそれ


好きって言ったよね


服がってこと？








なんの好きだか分かってないのに

ドキドキしてる私は






相当バカ

酔いが覚めたら→←これっていわゆる

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す