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Aside
｢私だって、医者を辞めるなんて嫌よ。
命にかけてでもいや。｣
奈｢え？｣
｢でも、それは昔だったらね。
私を必要としてくれる人はいなかった。
父には、厳しい教育を受けて
2年前は、跡取りばっかり気にして。
娘の幸せなんて、どうでもいいのよ。
でもね、藍沢先生と出会ってから変わった。
おかげで目標もできた。
辛くても、前を向こうと思えた。
たくさん言葉をくれた。
人生を変えてくれた人だから。
そんな人に出会えて幸せ。
今が、一番幸せ。
こんな私を、好きになってくれたのが
本当に、とても幸せよ。
私は、そんな人を失うなんて嫌。
大好きな人を失いたくないよ？｣
私達は、涙に濡れ染まっていた。
｢でも、あなたが本当に行きたい道を
選んで。
でも、後悔だけは………しないでね。｣
奈｢先生、やっぱり怖いよ………。
でも、手術がいちばん怖い……。
だから、やっぱり受けられない………。
残りの道を大切にする……。｣
｢そっか………。
あなたの決断は………
間違ってないよ……？｣
«玄関口にて 午後６時半»
それから、2日後。
夕日が差し込む中で
私は、考え事をしながら
2人で車へと向かう。
玄関口を出たところだった。
奈｢A先生！｣
｢あっ、奈々ちゃん。
具合、大丈夫なの？｣
奈｢先生、ありがとう。｣
｢え？｣
奈｢残りの時間を懸命に生きようと思う。
大切な人と共に。ね？｣
｢そっか。
ｗ その笑顔、久しぶり。
ホント、奈々ちゃんは笑った方が可愛い。
早く治療して、
残りの時間を増やそう。
そして、その彼氏さんとデートにでも
行くんだよｗ？｣
奈｢先生もね！
最近、帰ってなかったじゃない。｣
｢大丈夫、今日は休むから。｣
奈｢じゃあ、先生お疲れ様！｣
私は、微笑みながら
奈々ちゃんを見送った。
藍｢もう、すっかり医者だな。｣
｢え、前までは何だったの？｣
命とその人の大切なもの、
どちらか選ばないといけない時
医者は、命を優先する。
でも、もし難しい場合は
残りの時間を大切にすごしてもらうための
サポートをしたら、
患者さんはこういう。
『ありがとう。』
その言葉で私達は救われるのだ。
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まっちゃん(プロフ) - ちゅんさん» ありがとうございます！更新頑張ります。掛け持ちなので、更新遅くなると思いますが、これからもよろしくお願いします！ (2018年11月7日 6時) (
レス) id: 0cbfc4c6bb (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん - すっごくおもしろくって早く続きが読みたいです！無理ならさず頑張ってください！たのしみにしてます！あ (2018年11月7日 0時) (レス) id: 621d14d05c (このIDを非表示/違反報告)
ゆうのん - まっちゃんさん» 全然話せなくてごめんね！スマホ、大丈夫？とりあえず更新頑張って！ (2018年10月16日 21時) (レス) id: 33a38ce979 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん(プロフ) - ゆうのんさん» ゆうのんちゃん、ありがとう！頑張るね！ (2018年9月24日 8時) (レス) id: 0cbfc4c6bb (このIDを非表示/違反報告)
ゆうのん - もうやばすぎる！手紙とビデオメッセージは泣けた！これからも更新頑張って！ (2018年9月23日 23時) (レス) id: 33a38ce979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっちゃん | 作成日時：2018年9月20日 21時
