Painful love -3-

story87 ページ18

Aside

それから、『めぐりあい』で二次会？

だそうで……。

入ろうとすると、こんな声が聞こえてきた。

白｢なんか寂しいな〜。

A先生は、フェロー卒業したら

ぼちぼち結婚していくと思ってたのに。

それも、同期の藍沢先生とね。｣

緋｢何、あんたは毎日可愛い顔見れるじゃない。こっちは、医局長よ!?
早くても、2年くらいは救命戻ってこれないんだけど。｣

白｢医局長、嬉しそうだったじゃん。｣

緋｢まぁ、すぐ戻ってくるから！楽しみにしててね〜ｗ

後、こんなセリフ嫌いだけど








あんたは、私の親友。｣

白｢なに、急に。｣

緋｢まぁ、A以下だけどね〜。｣

白｢知ってる。私もだから。｣



｢何が寂しいんですか。｣

白｢うわっ、聞いてたの!?｣

｢私は、救命いるので！｣

緋｢小児科医は？｣

｢それは、まぁ………出来るなら……？｣

横｢うわぁ〜、ここ何！？

A、こんなとこ来てたんだね。

なんか、藍沢先生とか意外。｣

藍沢先生、睨んでるけど………。

｢あかり、これが普段の服!?｣

緋｢輝きすぎでしょ。｣

雪｢なんか、ここすごい………。｣

灰｢先生達の趣味って………。｣

名｢ハイボールあります？アイラーで。｣

緋｢あんた、当直は!?｣

名｢橘先生が、代わってくれました。｣

緋｢あんたね!?そういう時は、

『仕事は仕事ですから』っていうの！｣

相変わらず、にぎやかだった。









朝5時。緋山先生が、飲みすぎた。

白｢結局、歩いちゃったね〜。｣

緋｢こんな朝方に。誰か来たら怖いわ。｣

白｢だから、藍沢先生いるんでしょ。｣

藤｢何、朝まで飲んじゃった系？｣

当直明けの、藤川先生と冴島さんが来た。

白｢もう、カンファの準備しようと思って。｣

冴｢そういえば、藍沢先生……出発。｣

藍｢明日の朝には。｣

冴｢慌ただしいわね。｣

藤｢外人相手だからって、ビビんなよ。｣

｢緋山先生は？いつ、周産期に？｣

緋｢こっちは、明後日。｣

藤｢寂しくなるな〜！いじる夫婦が居なくなって。最後に思い出作ろうとか、思わないわけ？
家で、色々とか。休む意味なくない？｣

｢そんな、2年ですからｗ｣

藤｢写真撮ろう！｣

ヘリポートまで、歩く6人………？

｢あの、私撮ります。｣

緋｢あんたいないと、意味ないじゃん。｣


撮ってくれたのは、鳥居さんで。

この、写真はとても大切なものとなった。

私は、この5人が好き。

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