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8話 ページ9

あれからちょこちょこ北央にかるたをしにいっていたがもう須藤先輩はいない


春から東大に通うらしい


そんなことを考えていると


?「桜月、そろそろ桜がさくな」


今話しかけてきたのは冬から仲良くなった
橘くんだ


貴「そうだね…桜きれいだよね」


橘「桜月の家の桜ってすごいよな!」


桜月家は庭に桜の木がいっぱい埋めてある
和風な家だ


お父さんは有名な和菓子店の社長


その家に生まれた私


普通の人から見たら恵まれすぎだ



橘「そういえばこの前の返事、無理そう
  だったら俺が断っとこうか?」


この前の返事とは
沙奈と帰っていたときに1つ上の先輩から
告白を受けた、でも断るつもりだ
何をそんなにためらっているかというと
先輩だから断りづらかった


貴「もうちょっと考えてみる…」


その先輩はお父さんの跡を次ぐことがもう決まっているらしい
橘くんが何されるかわからない



授業が終わり
帰りに先輩を読んで自分で断った


先輩は案外優しかった


沙奈は今日なり以後とのバイオリンがあるため学校に迎えが来ててそのまま帰っていった


下駄箱で靴を履き換えて
駅に向かって歩いていると


?「ちょっといいかしら」


話しかけられたので振り向くと
同じ制服の人がいた
でもスカーフの色は赤
2年生だ


貴「えーと、なんでしょうか…」


女1「貴方さっき告白断ったわね
  よくもまあいいご身分ですこと」


うわ、何か妬みを買ってしまったっぽい


貴「好きでもない相手を降るのは当たり前…」

  「だまりなさいよ!」


パシンっ


頬を強く叩かれた


女2「いい気味、そうだわ!」


もう一人の先輩がいきなり私の手をひっぱって
ひと目のつかないところに連れて行かれると
服無理やり脱がされて写真を取られた


貴「やめて!なんでそんなこと…」


二人は笑っていた


そして

女2「次ふざけたことしたらこの写真を
  ばらまくから」


そういって二人は帰っていった


いきなりに起こりすぎてよくわからない



服を着直したが腰が抜けて立ち上がれなかった
中学では家柄がいい私にけんかを売ってくる人はいなかった

でも高校になると上下関係は激しいため
流石にこんなこともおこる




こんな時に須藤先輩がいてくれれば
こんなに落ち込まずにすんだのかな


私今どんな顔してんだろう



さっき降り出した雨も強くなっていった

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(プロフ) - もっささん» ありがとうございます!早速更新させていただきました! (2020年3月6日 23時) (レス) id: 07042316a7 (このIDを非表示/違反報告)
もっさ(プロフ) - 凄く面白かったです!!続き、楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2020年2月17日 16時) (レス) id: 487c093ca1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 花蓮さん» ありがとうございます!これからもがんばります! (2018年4月2日 23時) (レス) id: 4d51c3f1ab (このIDを非表示/違反報告)
花蓮(プロフ) - めっちゃ面白いです!!!応援してます! (2018年4月2日 23時) (レス) id: 2f9f00ccfc (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - せい。さん» 来ていただきありがとうございます!どんどん更新していきたいと思います! (2018年3月20日 20時) (レス) id: 4d51c3f1ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年3月19日 23時

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