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5話 ページ6

今日もいつも通り学校に行って
いつものグループでつるんでいた


でもいつもとは違い今日は休み時間に沙奈たちとはあまり話さず、百人一首の本を読んでいた


そうするとクラスの女子が


女1「桜月さん百人一首にはまってるの??」


女2「桜月さんは沙奈ちゃんと同じで
  何でも覚えがいいからすぐ覚えられ
  そうね!」


女1「ほんと完璧でいいわよねー」


そう言いながら自分の席へ戻っていった


違うのに、本当に天才なのは沙奈
私は必死に覚えてきたの
なのにみんなは才能才能って
誰も私の努力に気づいてくれない


そう思いながらも百人一首を頭に叩き込んだ


沙「A、かるた覚えてるの?」


貴「そうだよ、私もかるたやってみたい
  なって」


沙奈は笑いながら


沙「なら帰りに家でかるたができるように
  札を買いに行く??」


貴「付き合ってくれるの??」


沙「もちろん!だってAが
  何かやりたいことを見つけたの
  初めてだもん」


沙奈…なんて優しいんだろ


貴「あ、沙奈かねなったよ??教室
  に戻らなくていいの??」


沙「そうだね!また放課後!」


次は自習

これで百人一首を今日中には覚えて
できそうだ



今日の自習はちょっと騒がしかった
そんな中でも集中を切らさずかるたを覚えていると


女「桜月さんって普段沙奈ちゃんといると
  話しかけづらいよね」


女「だって沙奈ちゃんかわいいじゃん
  オーラが違うって」


男「桜月さんもかわいくね??」


男「でも優木といるときってつい
  比べちゃうからそうでもなく見える
  よな」


普通に聞こえてるけど…
でも聞こえないふりをする


しょせん私は脇役

比べられて当然



そして放課後



沙奈とマイかるたをかって
家に向かっていた


貴「でもルールとかよくわからないよね??」


沙「そういえばそうだった…なら!」


いきなり沙奈はケータイで誰かに電話をした


電話が終わると


沙「よし!北央学園に行くぞ!」


貴「え!いまから???」

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(プロフ) - もっささん» ありがとうございます!早速更新させていただきました! (2020年3月6日 23時) (レス) id: 07042316a7 (このIDを非表示/違反報告)
もっさ(プロフ) - 凄く面白かったです!!続き、楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2020年2月17日 16時) (レス) id: 487c093ca1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 花蓮さん» ありがとうございます!これからもがんばります! (2018年4月2日 23時) (レス) id: 4d51c3f1ab (このIDを非表示/違反報告)
花蓮(プロフ) - めっちゃ面白いです!!!応援してます! (2018年4月2日 23時) (レス) id: 2f9f00ccfc (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - せい。さん» 来ていただきありがとうございます!どんどん更新していきたいと思います! (2018年3月20日 20時) (レス) id: 4d51c3f1ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年3月19日 23時

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