14話 ページ15
そこには須藤先輩の姿があった
貴「なんで須藤先輩がいるんですか？？」
須「お前最近こないから
かるた教えるためにわざわざ
待っててやったんだろ」
てことは結構前から…？
貴「待たせてすみません！！行きます！」
そして二人で北央学園のかるた部に行った
須「今日はオフで他のみんなはいないから
遠慮なく使えるな」
須藤先輩と二人…ドキドキするな
須「てかお前その手の包帯はなんだ？」
貴「いや…これは…」
なかなか言い出せない、嫌がらせされてるなんて…
須「……やられたんだろ」
須藤先輩はそう言うと私の手をとり、傷口の周りを優しく触った
須「とりあえず今日は札の並べかた
教える、いまの状態じゃかるた
取るの辛いだろ」
そして須藤先輩にかるたの配置について教えてもらっていた
10分もしないうちに須藤先輩は説明を中断して私に問いかけてきた
須「お前まさか足も怪我してるん
じゃないのか？」
だがその瞬間先生が入ってきて
先「お前ら悪いんだがここちょっと
使うからそれはまた明日に
してもらえるか？いやほんと
すまない、いきなりやることに
なったからさ」
須「いいえ、ならまた明日来るんで」
そして私達は学校を出て須藤先輩についてくるように言われ、そのままゆっくりとついていった
貴「須藤先輩の家…」
須「今日も親はいないから気を使う
ことないから安心しろ
親父と旅行行ってしばらく
帰ってこないし」
貴「おじゃまします」
そして階段を上がり須藤先輩の部屋に
須「で、お前足怪我してんだろ」
貴「はい…」
先輩に話してみろと言われ私は今までされたことすべてを話した
話を聞いた須藤先輩はいきなり近づいてきて
私の足を掴み靴下を脱がせてきた
貴「す、須藤先輩！？足汚いから
やめたほうが！？」
足の裏を見た須藤先輩は険しい顔をしていた
須「これはひどいな……
きれいな足だったんだろもとは」
そして次に腕の傷口、首のつねられたあと
そこを見ると優しくなでてくれた
須藤先輩の手がゆっくりとこちらに伸びたと思ったら優しく抱きしめられた
須「お前辛かっただろ？」
その一言で今まで我慢してたものが一気にあふれでてきた
私は須藤先輩の胸で号泣し、それを優しく慰めるように抱きしめていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 47人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
澪(プロフ) - もっささん» ありがとうございます！早速更新させていただきました！ (2020年3月6日 23時) (
レス) id: 07042316a7 (このIDを非表示/違反報告)
もっさ(プロフ) - 凄く面白かったです！！続き、楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2020年2月17日 16時) (レス) id: 487c093ca1 (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - 花蓮さん» ありがとうございます！これからもがんばります！ (2018年4月2日 23時) (レス) id: 4d51c3f1ab (このIDを非表示/違反報告)
花蓮(プロフ) - めっちゃ面白いです！！！応援してます！ (2018年4月2日 23時) (レス) id: 2f9f00ccfc (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - せい。さん» 来ていただきありがとうございます！どんどん更新していきたいと思います！ (2018年3月20日 20時) (レス) id: 4d51c3f1ab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：澪 | 作成日時：2018年3月19日 23時
