4話 ページ7
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「出来たよぉ〜おまたせ」
テーブルの上に出来立てほやほやのふわとろオムライスが現れる
よだれがじゅるりと出てきた、すごい美味しそうだ、さすがフロイドである。料理人だから当たり前か
フロイドは今育児専念中の為休暇しているが本当はモストロラウンジの料理人である
こないだアルバムを見せてくれて色々お話をしてくれたのだ。
私の為に休暇させてしまってるのは申し訳ないがもうすぐ私も6歳で小学生である
小学生になってしまえばフロイドは仕事に戻るであろう、だから1日中ずっとフロイドといる時間はとても貴重なのだ
だから六歳になる前に沢山甘えようと思っている
『いただきます!!』
「いただきます」
と二人で手を合わせてスプーンを持つ
ふわとろ卵にスプーンを入れるとぷるぷるいっている、さすがである、火加減が絶妙
パクッと食べると卵はふわふわでとても美味しい
『おいしい〜!』
「よかったぁ〜あ、口に付いてるよ」
『え、どこぉ?』
と言えばフロイドが席を立ちフキンで取ってくれた
最初はこういうのも恥ずかしがったが今はご褒美にしか感じないので全力で子供のフリしつつ甘えている
だって小学生になったらフロイドとの時間無くなってしまうからね
本当学校とか退屈である、だって25歳の脳を持っているから勉強は分かるが魔法がからっきしだからそこは学ばなきゃいけない
でもフロイドとの過ごす時間が減ること確定なのでとても鬱である
そんな事を思いつつオムライスをもくもくと食べあっという間に完食していた
「Aまた勉強したの?」
と私がさっきまで勉強していた本に指を差しながらフロイドが聞いてきた
『うん!』
早くパパみたいに魔法使いたいんだと話すとフロイドはそっかぁの満面の笑みで頭をわしゃやしゃと撫でられギュッと抱き締めてくれた
学生のフロイドなら絞められてたかもしれないが今はそっと包んでくれて本当に最高である。
私も抱き締めかえすとフロイドが嬉しそうにするものだからまた私の心の中が死にそうになった
それを悟られないように笑顔をはっつける
はぁ、フロイドの娘ポジ最高だな
あっ、でもフロイドの奥さんは地雷何で一生帰ってこなくて構いません。
むしろこのまま取ってやろうか??
まぁ、無理なんだけどね…くそったれ
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うさ(プロフ) - はじめまして!面白かったです,頑張ってください! (2021年2月14日 19時) (レス) id: b72b4d2a41 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - リクエストです!授業参観みたいなやつ書いて欲しいです!無理なら大丈夫です。 (2020年10月19日 14時) (レス) id: 268a329a34 (このIDを非表示/違反報告)
ハクグン(プロフ) - 神だ…え、ほんと好き作者さんもしかして天使だったりします??? (2020年9月14日 12時) (レス) id: d2ad143a92 (このIDを非表示/違反報告)
ゴォゴォリィラァ - 平気ですよ!てか、神すぎひん?目が、潰れてミジンコになりそう (2020年9月13日 21時) (レス) id: 975e79f6ba (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ - いつも見させてもらってます!いい話でヤバい( '-' )あ、ちゃんと見れてますよ〜! (2020年9月12日 12時) (レス) id: a9354f5f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白くま | 作成日時:2020年8月9日 8時