68話 ページ18
骨「…結界か。」
鶴「ああ。この中だな。」
結界を破れば、あの声の人が……
私は1歩、2歩と踏み出し、見えない結界に手を伸ばしてみた。
骨「……ﾁﾗｯ！！琥珀っ、待っ(ﾋﾞﾘｯ
『ｯ!!!?』
「「「！？！？」」」
痛いっ！！
結界に触れた手が焼けるように熱くなり、皮が剥けた所から血が出てきた。
乱「琥珀っ！！」
乱は慌てて私の手を見た。
無闇に触るんじゃなかった。
堀「痛そうっ、待ってて、とりあえず血をｯ」
『あああ！だ、だいじょうぶ、だからっ！』
自分の服を破ろうとした堀川を急いで止めた。
確かに痛いけど、我慢できるっ。
それに、これは私が悪い。
『かってに、ごめんな、さい！だいじょうぶ、だから！けっかい、はやく…！』
私の手はどうでもいいから、早く結界を破ろうと促した。
骨「……帰ったらすぐ手当だ。」
『！！う、うん！』
よかった、納得してくれて。
他の皆は何かを言いたげな顔してたけど、時間が無いのをわかって、賛成してくれた。
鶴「琥珀、怪我してない手でいい。霊力を纏ってくれ。」
『わかった！』
江雪さんの時のことを思い出しながら、片手に霊力を纏うイメージをした。
すると、鶴丸さんは自分の手を私のと重ね、結界に近づかせた。
鶴「琥珀、俺の合図とともに結界に霊力をぶつけろ。いけるか？」
『うんっ、いける！』
鶴丸さんはよしっと、笑ってくれ、またすぐ真剣な顔に戻った。
鶴「いくぞ。3……2……1ｯ！！！」
『ｯ！！』
同時に霊力をぶつけ、少しずつ結界にヒビが入ったのが見えた。
ビリビリ、ビリビリっと結界が壊れていく振動が手から伝わってくる。
ﾊﾟﾘｰｰﾝ!!
『で、できた……え？』
鶴「！！これは…」
結界により隠されたのは想像していた部屋ではなかった。
堀「………地下室？」
更に真っ暗な中、階段が下へと続いていた。
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めい(プロフ) - 桜さん» 読んでくださりありがとうございます！勿体無いお言葉ですよ！（苦笑） 続きも頑張ります、ありがとうございます！m(*_ _)m (2020年8月6日 23時) (
レス) id: 6cecd18213 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ものすごく面白いし、文才もあるので頑張ってください！ (2020年8月6日 12時) (レス) id: 798e99be00 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 兼さん……国弘…夢主のｼｭﾝでやられてるよ。審判者の部屋に何かありそうですね…続き頑張って下さい！夢主とこんのすけだけて大丈夫なのかな？ (2020年8月4日 17時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 鈴桜さん» なるほどなるほど、え、それすごい楽しみですね！？笑 (2020年8月4日 14時) (レス) id: 6cecd18213 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 華音さん» こんにちは！！え、超大切なところ間違えてる笑 本当に助かります！！ありがとうございますー！！(￣^￣)ゞ (2020年8月4日 14時) (レス) id: 6cecd18213 (このIDを非表示/違反報告)
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